日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

大丸京都店今週のチラシ(2017/11/23)

京都の百貨店の勢いが止まらない。好調要因はインバウンド消費とのこと、少し前にインバウンド特需は終わったって話じゃなかったっけ…!?

とはいえ、今週のチラシでも〝WORLD WATCH Festival2017〟なんかは、明らかに訪日外国人向け企画と思う。

全国百貨店協会が力を注いでいる? プレミアムフライデーについては商品もマークも見当たらないが…

 

大丸チラシ 11月22日(水)~28(日)(火)


冬の婦人靴・バッグ市

大丸京都店 冬の婦人靴・バッグ市


WORLD WATCH Festival 2017
 

 


・生鮮食品売場リフレッシュ1周年記念スペシャル

本日のまとめ

京都の百貨店売上高、2カ月連続で増 訪日客消費が回復基調

 京都百貨店協会が21日に発表した京都市内4百貨店の10月の売上高は、前年同月比0・4%増の194億4300万円と2カ月連続のプラスだった。中国の建国記念日「国慶節」などによる訪日外国人の購買が好調だった一方、台風や多雨が響き、伸び幅は微増にとどまった。

 主力の衣料品は、9月に引き続き平均気温が前年に比べて低かったため、前半は防寒着やニット類などが順調に推移。後半は2週連続で台風に見舞われたため客足が遠のき、全体としては1・9%減と苦戦した。

 雑貨部門は、国慶節に伴う大型連休(10月1~8日)で来日する中国人客をターゲットに据えた催事が各店とも功を奏した。化粧品が22・9%増、美術・宝石・貴金属が21・7%増と大幅に伸長。京都高島屋は免税売り上げが前年同月比で2・3倍に上り、訪日客の消費が回復基調にあることを印象付けた。

 食料品は4・8%減と苦戦。ハロウィーン関連の菓子類は好調だったが、天候不良による青果物の品薄や価格高騰が影響し、買い控えにつながった。

 11月は、天候の回復で各店とも客足増に期待を寄せる。歳暮やクリスマスケーキ、お節料理の受注も現在のところ堅調という。

 4百貨店は、大丸京都店、京都高島屋、藤井大丸、ジェイアール京都伊勢丹。京都伊勢丹は、JR大阪駅ビル内商業施設「ルクア1100」に入居している系列店舗の売上高を合算している。(2017/11/22 京都新聞記事より)