流通大手のハロウィン集客企画(2016/10/24)
ハロウィンまで1週間、街のあちこちがオレンジカラーに染まりつつある。
という訳で本日は流通大手3社、イトーヨーカドー、とイオン、アピタの【ハロウィン】について書く。
◇成長し続けるハロウィン(日本記念日協会HPより引用)
日本記念日協会によれば、2016年の市場規模は推計約1,345億円。
はじめて「ハロウィン」が「バレンタインデー」を超え、「クリスマス」に次いで2番目に高い金額で、今や完全に日本を代表する記念日として定着したといえる。
ハロウィンが市場規模を拡大させた理由はどこにあるのか?
1. すでにハロウィン商戦に参画していた企業の商品ラインナップがさらに充実
たとえばアマゾンの「ハロウィンストア」では昨年より50%増の18万点以上のコスチュームを用意したと発表。
2. メディアが「ハロウィン」を取り上げる機会が昨年以上に増えた
日本記念日協会に届いた「ハロウィン」関連での取材依頼は10月10日現在で85件、昨年の同日の61件よりも4割も多い。
3. ポケモンGOで町に出て特定のものをコレクションする楽しさを知った人々が増えた
「ハロウィン」での面白いコスチュームを写真に撮ることはどこかポケモンコレクションに似ているので、思わず夢中になってしまう。
4. 今までありそうでなかった「ハロウィン」にはコレを食べるというお決まりの「ハロウィン・メニュー」が出現した
江崎グリコが「ハロウィンには家族でシチューを食べましょう」と提案。節分の夜の恵方巻のように、ハロウィンの夜のシチュー(江崎グリコ流だと「クレアおばさんのシチュー」を使った)に注目。
5. 「○○ハロウィン」のように何でも「ハロウィン」を付ければその雰囲気が出るようになってきた
「婚活ハロウィン」「ミスドハロウィン」「友だちハロウィン」など、その場その場をハロウィンパーティー会場のようにできる。
◇大手量販店のハロウィン
〇イトーヨーカドー
〇イオンモール
〇アピタ
ACアダプターをコンセントにさすと、自動で膨らむそうです。
値段は5000円前後~3万円まで。
ハロウィンもだんだんビッグイベントになって、クリスマスツリーのように家でこんなに大きい飾りをするようになったんだなぁと感じました。
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本日のまとめ
京の街で『ハロウィーン熱上昇中 京都で商戦本格化』
(10/18 京都新聞より)
ハロウィ-ンに向け、京都市内の百貨店や商業施設で関連グッズの商戦が本格化している。仮装で撮影できるコーナーなどの体験型の仕掛けで誘客を図るほか、和装小物などの大人向けの商品もそろえて新たな需要を開拓。行事の定着を背景に拡大する市場の取り込みを狙う。
●京都駅前地下街ポルタ
今月末まで、ハロウィーンのシンボルであるカボチャが描かれたパネルの前で写真が撮れるスポットをイベントスペースに設置。土日には帽子やマント、ステッキなどのグッズを無料で貸し出している。雑貨作りやフェイスペイントなどのイベントも昨年に比べて回数を増やす。販売促進課は「参加者は家族連れだけでなく、カップルから年配者まで幅広い。行事への関心は年々高まっている」と手応えを語る。
●京都高島屋
店内3カ所にフォトスポットを設置。1階には、京都造形芸術大生のデザインで、カボチャとおばけが立体的に見えるだまし絵を床に貼り付けた。カボチャを絵柄にあしらった半襟や帯留めなどの和装小物や、ちりめん細工の置物などの高年齢層向けの商品もそろえ、「大人も楽しめるハロウィーンを提案したい」(広報担当)。関連商品の売り上げは前年比10%増を見込む。
●大丸京都店
SNS(会員制交流サイト)と連動させた菓子のつかみ取りやフェイスペイントの催しを今年初めて催す。造形作家が手掛けたオブジェなどの高価格商品も用意し、季節感を楽しむ大人にPRする。