日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

8月29日は焼肉の日(2016/8/29)

 8月も残り少なくなってきて、今日から多くの公立校が新学期。久々の学校で疲れて帰ってくる子も多いことだろう。くしくも今日29日は年に一度の「焼肉の日」。という訳で本日は【焼肉】について書く。

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 ◇8月29日は「焼き肉の日」の謂れは?

「8(や(き))2(に)9(く)」の語呂合わせと、夏バテの気味の人に焼き肉でスタミナをつけてもらおうと、平成5年(1993年)に全国焼肉協会が定めた。

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◇家計調査に見る肉への支出統計

肉類への支出金額(平成24年~平成26年平均)
順位支出金額(円)
1位 京都市 101,817
2位 和歌山市 101,586
3位 大津市 97,864
4位 奈良市 96,414
5位 堺市 94,116
6位 神戸市 93,359
7位 大阪市 92,385
8位 広島市 89,728
9位 福岡市 89,591
10位 大分市 89,332
  全国 80,324

上の表は統計局が実施する家計調査の結果(二人以上の世帯・平成24~26年平均)を使って、1年間の家庭での肉類への支出金額を都道府県庁所在市及び政令指定都市ごとにランキングにしたもの

1位は京都市、そして何と上位10市すべてが西日本で、さらに1位以下7位までを近畿圏の府県にある市が独占している

 

下の表は同じ統計を使って、肉類の種類ごとにランキングにしたものです。地方によって食文化・食生活に違いがあることがわかる。

肉類への支出全国1位の京都市は、牛肉が全国2位によるもの、豚肉(16位)、鶏肉(6位)

牛肉は近畿が1位から4位までを占めているのに対し、豚肉は東日本、また鶏肉は九州、中国地方が上位を占める。

  牛肉豚肉鶏肉
順位購入数量(g)購入数量(g)購入数量(g)
1位 和歌山市 10,467 札幌市 23,333 福岡市 20,495
2位 京都市 10,340 青森市 22,971 熊本市 19,226
3位 大阪市 10,207 新潟市 22,418 広島市 18,719
4位 奈良市 10,159 静岡市 22,180 大分市 18,529
5位 大分市 9,552 浜松市 21,518 鹿児島市 18,152
  全国 6,737 全国 19,179 全国 15,081

 

 

◇焼肉の日チラシ

〇マツモト 8/27(土)~28(日)



〇関西スーパー 8/27(土)~28(日)
 
〇サミット 8/27(土)~29(月) 
 
 〇イトーヨーカドー 8/27(土)~31(水) 
 
〇アピタ 8/25(木)~29(月)
8月29日の「焼肉の日」と8月31日の「野菜の日」を合わせて、『夏休み最後の週末は 家族で食卓を囲もう!』をテーマのチラシ。


本日のまとめ
毎月29日は「肉の日」として精肉専門店や食品スーパーは29日にチラシを投入する。29日といえば、給料も出て家計にゆとりがあるので肉を買うことが出来る…というのが発想の根源かと思われる。
しかしカードが普及した現在では、昔ほど給与前と後で食費に違いがみられるのかちょっと疑問。
まして団塊世代のリタイアによって年金生活者にとっては、年金受給日(基本偶数月の15日)が、いちばん懐があたたかい日。
時代の変化、生活者の変化にあわせたセール企画が求められる。
 
 
 


 

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