日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

日曜七五三(2015/11/14)

11月に入るとも毎週末、スーツや着物で着飾った親子連れの姿を数多く見かける。 宮参り(千歳飴) ⇔ 記念写真撮影 ⇔ 会食 が当日の定番コース。

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今年の七五三当日(11月15日)は日曜日、生憎天気は雨予報だが、今週末での行事を実施する人は多い予想。という訳で、本日のテーマは【七五三】。

※写真・イラストは平安神宮HPから抜粋

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 ◇七五三とは

七五三とは、7歳・5歳・3歳の子どもの成長を祝う日本古来の年中行事。起源は諸説あるようだが、いまを遡ること約400余年、天和元年11月15日(1681年12月24日)に館林城主である、徳川徳松(江戸幕府第五代将軍である徳川綱吉の長男)の健康を祈って始まったとされる説が有力。11月15日は、子どもの成長を祝って神社や寺院などに詣でる年中行事(神社庁より)。現在では全国で盛んにおこなわれているが、元々は関東圏における地方風俗であったが、やがて京都や大阪でも行われるようになり、だんだんと全国に広がったようである。

 

◇何故7歳・5歳・3歳?

〇 数え年3歳(満2歳になる年)

 「髪置きの議」とし 主に女の子が行う 

 ※江戸時代は、3歳までは髪を剃る習慣があり、それを終了する議

〇 数え年5歳(満4歳になる年)

 「袴儀」とし、男の子が行う

 男子が袴(はかま)を着用し始める儀

〇 数え年7歳(満6歳になる年)

 「帯解きの儀」とし、女の子が行う

 女子が幅広い大人と同じ帯を結び始める儀

少子化の影響もあり、最近では性別を問わず、3回全て行う例も見受けられる。

 

本日のまとめ

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古来より数え年十三歳に成長した男女が、成人の儀礼として法輪寺に参詣。十三歳の厄難を払い、知恵を授けていただけるよう、虚空蔵菩薩に祈願するのが習わし。

これも七五三と同じで、子どもが節目の年齢に達したときに、健やかな成長を祝うというコンセプトだと思う。

法輪寺の本堂で、好きな漢字一文字を筆で書いたり、帰りに渡月橋で振り返ったら授かった知恵をすべて忘れてしまうので、絶対に振り向かないように…ということをおぼろげながら記憶している。

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13歳といえば健全な子どもは反抗期の真っ最中、親から「振り返ったらダメ」といわれると、パブロフの条件反射よろしく、振り返りたい!!という衝動と闘いながら渡月橋を渡ったことを懐かしく思い出した。