続々秋の旬②(2015/9/11)
今日は「旬」の2回目、【紅ズワイガニ】を取り上げる
山陰や北陸の温泉宿で、カニすきやカニしゃぶなど、贅沢な鍋料理を食するシーンはテレビでよく目にする、それは高級な「ズワイガニ」。
ズワイガニについては、あらためて別の機会(冬の旬)で触れることにして、ここでは「紅ズワイガニ」について書く。
◇紅ズワイガニの基本知識
・ズワイガニの近縁種(親戚のようなもの)
・足・胴の腹面を含め、全体の形状が赤みがかっている
・ズワイガニよりも、水深の深い場所(水深500m~2,500m)に生息
・漁の解禁日は毎年9月1日 ズワイガニ漁は11月6日頃
・高額イメージのあるズワイガニと異なり、価格は比較的リーズナブル
・コロッケなど加工食品や缶詰・冷凍食材の素材として利用されるケースが多い
・兵庫県の香住漁港では「香住ガニ」としてブランド化している
◇今年の紅ズワイガニ漁
今年も9月1日に漁が解禁され、7日には鳥取県境港に『今シーズン初めて』水揚げされた。島根県や新潟県のカニかご漁船計3隻が入港し、水揚げ量は約28トン。初競りでは、威勢のよい掛け声とともに、カニが次々と競り落とされ、加工用は30キロ当たり6,900~9,100円、生食用は最高5万円の値が付いた。(一部共同通信記事引用)
鳥取、ベニズワイガニが初水揚げ 境港の岸壁、紅色に : 京都新聞
本日のまとめ
紅ズワイガニ漁解禁でいよいよ季節は秋へ。そして本格的な蟹がおいしい冬はもうそこまで… お歳暮や来年のおせちのカタログも店頭に並び始めた。
今年もあと100日あまり… 年の初めに掲げた目標に、いまだ動きなし(笑)