日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

続々秋の旬②(2015/9/11)

  今日は「旬」の2回目、【紅ズワイガニ】を取り上げる

株式会社 男鹿水産 - 紅ズワイガニを産地直送 網元 男鹿水産

 

山陰や北陸の温泉宿で、カニすきやカニしゃぶなど、贅沢な鍋料理を食するシーンはテレビでよく目にする、それは高級な「ズワイガニ」。

ズワイガニについては、あらためて別の機会(冬の旬)で触れることにして、ここでは「紅ズワイガニ」について書く。

 

◇紅ズワイガニの基本知識

・ズワイガニの近縁種(親戚のようなもの)

・足・胴の腹面を含め、全体の形状が赤みがかっている

・ズワイガニよりも、水深の深い場所(水深500m~2,500m)に生息

・漁の解禁日は毎年9月1日 ズワイガニ漁は11月6日頃

・高額イメージのあるズワイガニと異なり、価格は比較的リーズナブル

・コロッケなど加工食品や缶詰・冷凍食材の素材として利用されるケースが多い

・兵庫県の香住漁港では「香住ガニ」としてブランド化している

 

 ◇今年の紅ズワイガニ漁

今年も9月1日に漁が解禁され、7日には鳥取県境港に『今シーズン初めて』水揚げされた。島根県や新潟県のカニかご漁船計3隻が入港し、水揚げ量は約28トン。初競りでは、威勢のよい掛け声とともに、カニが次々と競り落とされ、加工用は30キロ当たり6,900~9,100円、生食用は最高5万円の値が付いた。(一部共同通信記事引用)

鳥取、ベニズワイガニが初水揚げ 境港の岸壁、紅色に : 京都新聞 

 

本日のまとめ

紅ズワイガニ漁解禁でいよいよ季節は秋へ。そして本格的な蟹がおいしい冬はもうそこまで… お歳暮や来年のおせちのカタログも店頭に並び始めた。

今年もあと100日あまり… 年の初めに掲げた目標に、いまだ動きなし(笑)