日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

早や20年!!! JR京都伊勢丹創業20周年祭(2017/9/7)

今から20年前、伊勢丹が京都に出店するという話が決まった時のことをよく覚えている。

多くの人は、ここは大丸さん、高島屋さんと百貨店もサン付けで呼ぶ京都。とても太刀打ち出来ないと思っていた。その一方で少数ながら、黒船が来たら、大丸、高島屋も含めて四条通りは閑散とするという人もいた。

ふたを開ければ、メイドインKANTOのセンスの良さが話題を席捲。

「毎日が、あたらしい。ファッションのジェイアール京都伊勢丹」というコンセプトで、「衣・食・住・遊」すべてをファッションとしてとらえ、新しいライフスタイルの提案を行う、見やすく、買いやすい百貨店づくりがウケにウケた。

 

あれから20年…

2017年9月11日、ジェイアール京都伊勢丹は開業20周年を迎えます。
京都に根ざし、わたしたちの地元「京都」と言えるよう、京都の人・文化との交流を大切にし歩んできた20年。
これからも世界をみつめながら、明るい未来につながる京都の人や文化と共に歩みたい。
そんなわたしたちの想いをクリエーターを目指す学生の皆さまと作り上げる年にしたい。
その一環として開店20周年記念ロゴマークの公募をさせていただきます。

 


 

 

創業20周年祭




















 

本日のまとめ

20年の間に、百貨店不要論が言われるほど社会は休息に変化を遂げている。GMSや中途半端なショッピングモールはどんどん閉鎖の憂き目にあっている。長く業績を伸ばし続けてきたコンビニも、最近は成長に陰りが見えてきた。リアル店舗は並み苦戦する一方で、ネット販売の成長はとどまるところを知らない。

便利だけど味気ない…  そんな未来を楽しいとは思えないが