〇J.フロントリテイリング
10月の連結売上は前年同月比5.8%減
百貨店事業は5.0%減
パルコ事業は0.8%減
卸売事業は16.9%減
クレジット事業は2.7%増
その他事業は19.6%減
〇高島屋グループ
高島屋の総計は前年同月比6.6%減
高島屋と国内百貨店子会社の総計は6.1%減
百貨店は、前年と比較して気温が高い日が多く、衣料品が苦戦したことなどにより、前年実績を下回った。
免税販売額は11.3%増
〇H2Oホールディング
連結合計売上高は1.2%減
百貨店事業は3.3%減
阪急オアシスは4.9%増
イズミヤ事業は2.0%減
◇京都の4百貨店10月の通信簿は? 京都新聞(2016年11月23日)
・売上高193億7千万円、4.4%減、7か月連続前年割れ
・衣料品は3.1%減。平均気温が高かった影響で紳士服、婦人服ともに伸び悩んだ。特にジャケットや薄手のコートといった秋物衣料の販売が低調
・訪日外国人客の消費行動が高価格品から低価格品にシフトしている影響で、化粧品が4.1%増と好調だった一方、美術・宝石・貴金属やアクセサリー、バッグなどの身の回り品は落ち込んだ。家庭用品と食料品もそれぞれ3.2%減
本日のまとめ
百貨店の苦戦要因は大きくは下記2点に集約されるか
1. 気温高の影響から秋冬物商材の動きが鈍かった
2. インバウンド消費の落ち込み
地球温暖化問題は一朝一夕には解決しない、インバウンドは爆買いが一巡した…ということで、今の状況から脱する策はない。
各社生き残りをかけてようやく重い腰を上げ始めた。
以下は日本食糧新聞記事の引用・抜粋
◇ そごう・西武 … H2Oとセブン&アイ・ホールディングス(HD)との資本業務提携を受け関西地区のそごう神戸店、西武高槻店、そごう西神店をH2Oに譲渡
◇ H2O … セブン&アイHDに続き関西スーパーマーケットとも資本業務提携した。子会社のイズミヤ、阪急オアシスとの相乗効果で関西地区での食品シェアを一気に高める
◇ J・フロント … 売上げ不振の婦人服売場を縮小し東急ハンズ、ヨドバシカメラなど大型専門店のテナント誘致
◇ 近鉄百貨店 … 奈良店に東急ハンズ、四日市店に成城石井やブロッドン(ベーカリー)をフランチャイズ方式で導入
◇ 高島屋 … NTTドコモに続きロイヤリティマーケティングと提携。両社のポイントサービス導入で若年層を開拓
さてどうなることやら…
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