ワクワクで溢れてる 週末はハロウィンパーティー!!!(2016/10/29)
日本記念日協会によれば、2016年の「ハロウィン」の推計市場規模は前年比約10%増の約1,345億円。ハロウィンの市場規模は拡大の一途を続け、まさに今最も旬な記念日といっても過言でしない。
という訳で、本日は【ハロウィン】について書く。
◇バレンタインデーを抜いたハロウィン!!! ※記念日協会HPから一部引用・加工
・今年(2016年)の市場規模(約1345億円)は、遂にバレンタインデーの約1340億円をを超えた。
※2014年に一度「バレンタインデー(約1080億円)を、「ハロウィン(約1100億円)」が超えたことがあったが、その年はバレンタインデー前週と当日に大雪が降り、物流の困難などが発生したため積算を見直した金額につき、天候異常による参考額
・今年の「ハロウィン(約1345億円)」は「クリスマス(約7000億円)」に次いで2番目に高い金額で、今や完全に日本を代表する記念日として定着したといえる。
◇ハロウィンの市場規模拡大要因は? ※記念日協会HPから一部引用・加工
1. 既にハロウィン商戦に参画していた企業の商品ラインナップがさらに充実した
たとえばアマゾンの「ハロウィンストア」では昨年より50%増の18万点以上のコスチュームを用意したと発表。他のコスチューム関係の企業・ネット通販もアイテム数を延ばしている。これは「ハロウィン=仮装」が当たり前のことになり、恥ずかしさからグループで仮装していた人も一人で装うことに抵抗感がなくなってきたことを意味する。一人での仮装は高価なものになる傾向が高い。
2. メディアが「ハロウィン」を取り上げる機会が昨年以上に増えた
日本記念日協会に届いた「ハロウィン」関連での取材依頼は10月10日現在で85件。これは昨年の同日の61件よりも4割も多い。それも地方のテレビ局、新聞社から増えたことを思うと、「ハロウィン」が全国的な話題になっていることがわかる。さらにテレビや雑誌媒体での「ハロウィン」をイメージしたCM・広告が増大している。
3. ポケモンGOで町に出て特定のものをコレクションする楽しさを知った人々が増加
「ハロウィン」での面白いコスチュームを写真に撮ることはどこかポケモンコレクションに似ているので、思わず夢中になってしまう。参加することは食事や移動にお金がかかる。とくに今年は「君の名は。」に登場する高校の制服、「シン・ゴジラ」の自衛隊の制服、「とと姉ちゃん」の戦後ファッション、リオ五輪閉会式での安倍マリオなど、時代とブームを反映したコスチュームにこと欠かない。
4. 今までありそうでなかった「ハロウィン」にはコレを食べるというお決まりの「ハロウィン・メニュー」が出現した
江崎グリコが「ハロウィンには家族でシチューを食べましょう」と提案。節分の夜の恵方巻のように、ハロウィンの夜のシチュー(江崎グリコ流だと「クレアおばさんのシチュー」を使った)に注目。
5. 「○○ハロウィン」のように何でも「ハロウィン」を付ければその雰囲気が出るようになってきた
「婚活ハロウィン」「ミスドハロウィン」「友だちハロウィン」など、その場その場をハロウィンパーティー会場のようにできる。
◇家計調査かせ見たハロウィン
ハロウィンと聞いて思い浮かべるのは、中身をくりぬいたカボチャではないでしょうか。また、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがあるようです。
「ハロウィン」にちなんで、「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成25~27年平均)」の「生鮮野菜」のファイルからカボチャへの支出金額と購入数量を調べてみましょう。
順位 | 市 | 支出金額(円) | 市 | 購入数量(g) |
---|---|---|---|---|
1位 | 東京都区部 | 1,998 | 鹿児島市 | 5,300 |
2位 | 相模原市 | 1,972 | 北九州市 | 5,261 |
3位 | 川崎市 | 1,962 | 札幌市 | 5,231 |
4位 | 横浜市 | 1,947 | 静岡市 | 5,187 |
5位 | さいたま市 | 1,895 | さいたま市 | 5,140 |
・・ | ・・ | ・・ | ・・ | ・・ |
48位 | 岡山市 | 1,156 | 熊本市 | 3,813 |
49位 | 福井市 | 1,143 | 津市 | 3,596 |
50位 | 熊本市 | 1,118 | 青森市 | 3,481 |
51位 | 大分市 | 1,091 | 福井市 | 3,314 |
52位 | 鳥取市 | 992 | 那覇市 | 2,925 |
全国 | 1,487 | 全国 | 4,395 |
〇京都人のカボチャ好き度は?
京都市民の野菜好きはこれまで何度も書いてきたが、、ことカボチャに関しては、金額全国17位、数量16位とそんなにカボチャ好きではないよう。
京野菜「鹿ケ谷カボチャ」もあるのにね。
本日のまとめ
最後に、百貨店「京都タカシマヤ」のハロウィンイベントを紹介。
百貨店の取り組みは企業によってマチマチ、多くはディスプレイと食品フロアでの商品展開程度。そんななかタカシマヤのHPが目を引いたので取り上げた。