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日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

流通8月の業績通信簿(2016/9/24)

小売業界から8月の業績報告が発表されたので、本日は【流通業界8月の通信簿(確定版)】について書く。 

 

◇業界団体別業績

◆スーパーマーケット協会

食品スーパー売上高1.7%減 悪天候で客足遠のく 

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(オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会)

・総売上高は8910億5円(全店前年同期比1.7%減)3ヶ月ぶりに前年割れ

・全般的に台風で天候が悪化し、客足が遠のいた

・生鮮3部門計2.9%減
 青果 葉物野菜の価格下落で2.8%減
 水産 鮮魚の入荷不足で3.7%減
 畜産 牛肉販売の伸び悩みで2.4%減  
・ドライ食品
 惣菜  1.2%減
 一般食 0.8%減 ※コメ・調味料含
 日配品 アイスクリームが好調で前年横ばい 
・地域別では全地域で前年を下回った
  売上高が大きい関東地方は1.9%減
  近畿地方は1.1%減
 

 

◆日本チェーンストア協会

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・総販売額は1兆840億円(前年同月比3.9%減)

  既存店1兆840億円(既存前年同月比2.9%減)

・部門別の販売額

 食料品7275億円(2.1%減)消費増税前の駆け込み消費の反動減となった2015年3月以来、17ヵ月ぶりの前年割れ

 衣料品812億円(11.9%減)

 住関品2110億円(6.4%減)

 サービス28億円(13.9%減)

 その他613億円(4.9%減)

不振要因

・土日の日数が前年より1日ずつ少なかった

・台風や豪雨の影響で客足が遠のいた
・消費者の低価格志向の強まりも指摘される。

・衣料品では残暑の影響で秋物の売れ行きが悪かった

 

◆コンビニエンスストア

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・全店売上高は9531億7100万円(前年同月比3.0%増)

 店舗数は5万4413店(1.8%増)

 来店客数15億3168万人(1.6%増)

 平均客単価622.3円(1.3%増)

 

 

 

◆日本百貨店協会

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・売上総額は約4092億円(前年同月比6.0%減)6か月連続マイナス
・8月の売上高は、今年一番の落ち込みを記録した。端境期における顧客への動機付けが弱かったことに加え、東西での不安定な天候が入店客数へ影響したことと休日1日減なども重なり、非常に厳しい商況となった。
・シェア96.9%で主力の国内市場売上が5.2%減、購買単価下落が続くシェア3.1%のインバウンドも26.6%減と共に振るわなかった。
・地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10都市売上動向は5.9%減で6か月連続のマイナス。
・北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は6.2%減で10か月連続のマイナスとなった。
・衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目では、6月以来2か月ぶりに全品目がマイナスとなった。その他の品目は、化粧品が17か月連続、家電が2か月連続のプラスとなった。
 
〇深刻なインバウンドの落ち込み 
日本百貨店協会8月の外国人観光客の売上高・来店動向
・外国人観光客招致委員会委員店(84店)での免税手続き総売上高は約126億3000万円(前年同期比26.6%減)
2013年1月から39か月ぶりのマイナスとなった4月から、5か連続の前年割れ
一般物品売上高は約85億円(37.4%減)、消耗品は約41億3000万円(13.5%増)
・購買客数は、約23万2000人(5.9%増)、一人当たり購買単価は約5万4000円(30.7%減)
・外国人観光客に人気のあった商品の順位は、化粧品、食品、婦人服飾雑貨、ハイエンドブランド、婦人服。
・免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、韓国、香港、台湾、タイ、シンガポール、マレーシアの順
 
 

〇京の4百貨店の8月の売上

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本日のまとめ

今月の通信簿をまとめると下記のとおり

 コンビニエンスストア 

 食品スーパー、チェーンストア、百貨店 ×

百貨店の▼6.0%の理由が、インバウンド消費の落ち込みという点が深刻。一日も早い、国内ファンに愛される百貨店として再起が待たれる。

 

 

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