日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

柱の傷はおととしの~♪ 子どもの日(2016/5/5)

今日5日は何の日? ゴールデンウイーク最終日という答えは正解でもあり不正解でもある… というくだらない枕詞は置いといて、今日は【子どもの日】について書く。

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 ◇子どもの数が35年連続で減少!? 総務省調査

・15歳未満の子どもの推計人口(4月1日現在)は、前年より15万人少ない1605万人で、1982年から35年連続の減少

・50年以降の統計で、過去最少を更新 内訳は男子が822万人、女子が782万人

・総人口に占める子どもの割合は、前年比0.1ポイント減の12.6%で42年連続の低下、65歳以上人口の割合(27.0%)の半分を下回る

・人口4000万人以上の主要国と比べても、米国(19.2%)、英国(17.7%)、中国(16.5%)、韓国(14.3%)、ドイツ(13.1%)などを下回る最低水準が続いている

 

◇子どもの日って?

・こどもの日は、日本における国民の祝日で、端午の節句である5月5日に制定

・祝日法(2条)によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨として、1948年に制定。

・5月5日は古来から端午の節句として、男子の健やかな成長を願う行事が行われていた

※端午の節句

 五節句の「節」は、中国から来た季節の変わり目のこと。日本では、定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになったとのこと。

五節句とは

 1月7日 … 人日の節句(七草)

 3月3日 … 上巳の節句(桃)

 5月5日 … 端午の節句(菖蒲)

 7月7日 … 七夕の節句(笹)

 9月9日 … 重陽の節句(菊)

日本では、端午(菖蒲)の節句に、男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う風習があり、現在では「こどもの日」として国民の祝日になっている。

 

 

◇子どもの日はどう祝う?

〇端午の節句に飾るものは? 一般社団法人日本人形協会HP参照

ひなまつりのお雛様にあたるものに、鎧や兜を飾る【五月人形】や【鯉のぼり】がある。

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 【五月人形】

鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習です。身の安全を願って神社にお参りするときに、鎧や兜を奉納するしきたりに由来しています。鎧や兜を“戦争道具”と受け取る考えがありますが、武将にとっては自分の身を護る大切な道具であり、シンボルとしての精神的な意味がある大切な宝物でした。現在は鎧兜が“身体を守る”ものという意味が重視され、交通事故や病気から大切な子どもを守ってくれるようにという願いも込めて飾ります。

【鯉のぼり】

江戸時代に町人階層から生まれた節句飾りです。鯉は清流はもちろん、池や沼でも生息することができる、非常に生命力の強い魚です。その鯉が急流をさかのぼり、竜門という滝を登ると竜になって天に登るという中国の伝説にちなみ(登竜門という言葉の由来)子どもがどんな環境にも耐え、立派な人になるようにとの立身出世を願う飾りです。 

 

〇端午の節句の食べものは? 

冠婚葬祭マナー教えて知りたい口座より引用

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【柏餅】

柏の葉は、次の新芽が出るまで落ちないことから、家督が絶えないことの象徴とされ、武家にとっては縁起の良いものと考えられてきました。

【粽】
粽(ちまき)は、中国から平安時代に日本に伝わりました。中国では、5月5日は屈原(=くつげん。紀元前300年頃の政治家であり詩人)が入水自殺をした命日とされ、この日に彼を供養するために粽(ちまき)の原形となる食品が川に投げ込まれるようになったのが端午の節句にちまきを食べる由来と言われています。
上記の故事とは別に、日本では、昔は笹の葉ではなく茅の葉を用いたことからちまきと呼ばれるようになったという説もあります。
植物の葉は、食器の代わりや、携帯食糧の包装紙の代わりとして昔から用いられてきました。
現在日本でちまきと呼ばれているものは、地方によって形状も中身もさまざまで、おにぎりのような三角形のものから、細長い形状にして数本を束ねて売っているものもあります。
餡を入れたりした甘いものもあれば、もち米の味だけのものもあります。これらは長い年月をかけて変化していったもので、もともとは、 餅米を植物の葉や皮で包み灰汁で煮ることにより保存食としたものだそうです。筆者は食べたことがありませんが、鹿児島のあくまきという伝統的な食品が原形に近いそうです。現在でもあくまきは、端午の節句に食されているとのことです。
 
 
本日のまとめ

1.柱の傷は おととしの

 五月五日の 背くらべ

 ちまきたべたべ 兄さんが

 計ってくれた 背いのたけ

 昨日くらべりゃ 何のこと

 やっと羽織の 紐のたけ

2.柱に凭(もた)れりゃ すぐ見える

 遠いお山も 背くらべ

 雲の上まで 顔出して

 てんでに背伸び していても

 雪の帽子を 脱いでさえ

 一はやっぱり 富士の山 ♪

歌の題名は 『背くらべ』(せいくらべ、脊くらべとも)
作詞 海野厚、作曲 中山晋平
 
2番の歌詞はすっかり忘れてた
 
 
 
 
 
   
 
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