日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

今日から師走(2015/12/1)

 今日から12月、旧暦で「師走(しわす)」と呼ぶ。師走というのは“先生も走るほど忙しい様を表している”と聞いたような気がするが…

という訳で、本日のテーマは【師走】

 

◇師走って誰が走るの?

一般に“師=先生”と解釈されるが、いったいぜんたい “先生”とは誰を指すのか? まず最初に浮かぶのが、学校の先生(教師)、次に政治家の先生。弁護士、税理士、司法書士、弁理士など資格を有する職業についている人も“先生”と呼ばれている。他にも“師”と付く職業の人を挙げれば、「師匠」「講師」「牧師」「医師」「絵師」「技師」なども浮かぶ。みんな12月は走るほど忙しいということだろう。

そういえば競馬の世界でも、競走馬の管理をする『調教師』さんも、その世界では“先生”と呼ばれているが、こちらの先生は12月に限らず、一年中走っている(馬を走らせている)。

 

◇旧暦の12か月の名称は? ウィキペディアより

陰暦その他
1月 睦月(むつき)  
2月 如月(きさらぎ)  
3月 弥生(やよい)  
4月 卯月(うづき)  
5月 皐月(さつき)  
6月 水無月(みなづき)  
7月 文月 (ふみづき)  
8月 葉月(はづき)  
9月 長月(ながつき)  
10月 神無月(かんなづき) 出雲地方では「神在月(かみありづき)」とも言う
11月 霜月(しもつき)  
12月 師走(しわす) 語源説では、僧侶お経を唱えるために走り回るほど忙しいと考えられている

 

◇師走の暮らし・歳時記カレンダー

年末年始にかけては、全国で様々な行事が執り行われる。中でも神社仏閣が多い、京都では神事も多い。

2015年12月 | 京都のイベント・行事 | 京都観光情報 KYOTOdesign

 カレンダーで少し垣間見ると…

◎ 1日 献茶祭(北野天満宮)

 

◎ 7日 大根炊き(千本釈迦堂)

◎ 8日 針供養(法輪寺ほか)

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◎ 11日~20日 嵐山花灯篭2015

◎ 13日 事始め・煤払い

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◎1 4日 山科義士まつり(毘沙門堂~岩屋寺~大石神社)

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◎ 17日 羽子板市(浅草浅草寺)

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 浅草寺歳の市 | 浅草寺歳の市公式サイト – 浅草歳の市(納めの観音)羽子板市は毎年12月17日〜19日に浅草寺境内で行われます。

18日 納めの観音

22日 冬至

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25日 終い天神(北野天満宮)

京都観光Navi:終い天神

28日 仕事納め・納めの不動

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31日 大晦日・大祓い

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kazenotabi-kyoto.com

 

 

本日のまとめ

別に先生でもないのに、“師走”という言葉を聞くだけで、気忙しくなるのは何故だろう。忘年会、クリスマスパーティー、有馬記念(競馬)…まあ師走だからと言って特別忙しいことはない…のだ。