日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

鍋の季節到来(2015/11/17)

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暖冬予報が的中しそうな感じの気温推移ではあるが、最低気温が15℃を割る日も出てきた京の街。11月6日にはズワイガニ漁も解禁し、スーパーのチラシ広告や店頭には白菜や牡蠣、鱈などがところ狭しと並べられ、本格的な鍋のシーズン突入。

という訳で、今日のテーマは【鍋】の話

 

◇鍋料理に対する意識調査

・鍋は「冬の日常食」… 6割近くが「週1回以上の頻度でお鍋を食べる」と回答。その一方で、4.2%の人は「ほとんど食べない」、理由は「準備に時間がかかる」「案がお金がかかる」「一人暮らしに向かない」…

・親しい人とのコミュニケーションフード … “家族と(90.9%)” “友人と(13.8%)” “同僚と(4.6%)”…など、鍋は親しい仲間と食べるメニューとして定着している

・自由気ままに食べられる … 「作り置きできる」「我が儘に食べられる」など『一人鍋』特有の気ままメニューとしての支持が多い

・冬のヘルシー料理 … 「野菜不足解消」「冷え対策」「食欲増進」など健康視点から鍋の支持者も多い

・鍋は忙しい主婦を支える時短料理 … 土鍋一つあれば、下ごしらえに時間もかからず、すぐに食べられる

・人気鍋料理ランキング … 大好きな鍋料理一位は「おでん」、よく食べる鍋はキムチ鍋

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◇メーカーいち押し鍋は?

 

・ミツカン

 家族団欒を盛り上げる!新食感しゃぶしゃぶ『餃子の皮でもちっと豚しゃぶ』

↑家族の団らんシーンにおけるメニュ-提案 

・エバラ食品ランチにお鍋が新しい! 「プチッと鍋」スープジャーレシピを WEB で公開 ↑ 団らんの食卓を想定した鍋ではなく、OLがお弁当に鍋を…という提案

http://www.ebarafoods.com/nabekibun/

 

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本日のまとめ

近頃の京都は、日中の最高気温は20℃を超えるが、朝晩は冷え込み、ちょっと温かいメニューがうれしい季節。

最低気温が18℃以下になった日には「おでん」、同15℃以下で「鍋物」が購入される… と言うように、最近はウェザー・マーケティング(天候や気温の上下によって売れるもの)が盛んに活用されている。天気予報で冷え込む予想があった日のスーパーの店頭は、どこもかしこも「鍋商材」が売場の目立つ位置に大量陳列されているはず。