二十四節気七十二候 「立春 東風解凍」(2018/2/5)
二十四節気の第1番目「立春」、七十二候は初候(第一候) 東風解凍」。
期間は2月4日~2月8日頃。読みは「はるかぜこおりをとく」、「東風が厚い氷を解かし始める」などといった意味。
二十四節気は太陽の動きをもとにしています。太陽が移動する天球上の道を黄道といい、黄道を24等分したものが二十四節気です。
黄道を夏至と冬至の「二至」で2等分
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さらに春分と秋分の「二分」で4等分
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それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬の「四立」を入れて「八節」とする
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一節は45日。これを15日ずつに3等分し「二十四節気」とする
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さらに5日ずつに3等分し、時候を表したものが「七十二候」二十四節気は、毎年同じ時期に同じ節気がめぐってきます。そして、節気の間隔が一定で半月ごとの季節変化に対応できるので、天候に左右される農業の目安として大変便利なものでした。季節を知るよりどころでもあったため、天候や生き物の様子を表す名前がつけられ、今でも年中行事や事項の挨拶など色々なシーンで使われています。
本日のまとめ
今では、1年の始まりというと「1月1日」ですが、旧暦では立春が1年の始めとされていました。よく、年賀状などに初春、迎春と書いてありますよね。
お正月はまだまだこたつの似合う時期なのに、なぜ春…?と思った方もいるかもしれませんが、実はこの名残だったんです。
また、立春が1年の始めということで、様々な季節の節目は立春が起点になっています。
例えば、八十八夜は立春から数えて88日目、二百十日は立春から数えて210日目、二百二十日は立春から数えて220日目となっています。
また、立春が1年の始めということで、様々な季節の節目は立春が起点になっています。
例えば、八十八夜は立春から数えて88日目、二百十日は立春から数えて210日目、二百二十日は立春から数えて220日目となっています。