日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

たかが20年されど20年…【JR京都伊勢丹開業20周年】(2017/7/31)

1997年9月、京都駅に誕生した「JR京都伊勢丹」。

当時京都には、四条通に高島屋、大丸の2大百貨店が君臨しており、よそ者を受け入れない京都人気質と、地元の人が京都駅に足を運ぶのは汽車(笑)で遠出する時ぐらい… などと伊勢丹出店に慌てるそぶりもなかった。

しかし伊勢丹は、「毎日が、あたらしい。ファッションのジェイアール京都伊勢丹」をテーマに、「衣・食・住・遊」すべてをファッションとしてとらえ、新しいライフスタイルの提案を行う、見やすく、買いやすい百貨店づくりを目指した。

その結果34ヵ月連続昨年実績を上回る快挙を発揮するなど、高島屋、大丸と肩を並べるほどの百貨店に成長した。

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JR京都伊勢丹が開業20周年を記念して、学生から開店20周年記念マークを公募するキャンペーンを展開。ウマい!!!

 

 

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2017年9月11日、ジェイアール京都伊勢丹は開業20周年を迎えます。
京都に根ざし、わたしたちの地元「京都」と言えるよう、京都の人・文化との交流を大切にし歩んできた20年。
これからも世界をみつめながら、明るい未来につながる京都の人や文化と共に歩みたい。
そんなわたしたちの想いをクリエーターを目指す学生の皆さまと作り上げる年にしたい。
その一環として開店20周年記念ロゴマークの公募をさせていただきます。

 

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本日のまとめ

開業から20年をかけてJR京都伊勢丹はすっかり京都に根っこをおろした(たくさんのファンを獲得した)と思われる。

しかしまだ京都人に〝伊勢丹さん〟と呼ばれるほどには京都の人に馴染んでいないやおまへんか… なにしろ敵?は創業300年。

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