日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

二十四節気七十二候 「夏至 半夏生」(2017/7/3)

二十四節気の第10番目「夏至」、七十二候は「末候(第三十候) 半夏生」。期間は7月2日~7月7日頃で、夏至から数えて11日目の5日間のことを言う。読みは「はんげしょう」。う

f:id:hansoku365:20160625143834p:plain

 

◇二十四節気七十二候の成り立ちと一覧

二十四節気は太陽の動きをもとにしています。太陽が移動する天球上の道を黄道といい、黄道を24等分したものが二十四節気です。

黄道を夏至と冬至の「二至」で2等分
   ↓
さらに春分と秋分の「二分」で4等分
   ↓
それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬の「四立」を入れて「八節」とする
   ↓
一節は45日。これを15日ずつに3等分し「二十四節気」とする
   ↓
さらに5日ずつに3等分し、時候を表したものが「七十二候」二十四節気は、毎年同じ時期に同じ節気がめぐってきます。そして、節気の間隔が一定で半月ごとの季節変化に対応できるので、天候に左右される農業の目安として大変便利なものでした。季節を知るよりどころでもあったため、天候や生き物の様子を表す名前がつけられ、今でも年中行事や事項の挨拶など色々なシーンで使われています。f:id:hansoku365:20160915124548p:plain 

 

 

本日のまとめ

いよいよ7月、梅雨の終わりが見えてくる頃。京都では「吉符入」の今日から1ヶ月間、祇園祭で賑わう。
吉符入 7月1日~
神事始めの意味で各山鉾町において、町内関係者が本年の衹園祭に関する諸事打合せをする。
くじ取式 7月2日
山鉾巡行の順番をくじによってきめる式。
お迎え提灯 7月10日
午後4時半頃から神輿を迎えるため、趣向をこらした各種の提灯をもって行列する。
神輿洗 7月10日
午後8時頃、神輿3基のうち中御座の神輿をかつぎだし、四条大橋まで運び、鴨川の水で洗い清める。
前祭 鉾建て 7月10日~11日
前祭 山建て 7月11日~14日
各町では巡行の山鉾が収蔵庫から出されて組立てられる。 鉾の組立ては伝統の手法で行い3日間を要する。
長刀鉾稚児社参 7月13日
長刀鉾にのる稚児が、午前11時八坂神社へまいり五位の位をもらう。
前祭(さきまつり)宵山
7月14日~7月16日
各山鉾では、夜は提灯が幾十となく点火され、衹園囃子がにぎやかに奏でられる。(四条通・烏丸通の歩行者天国は15日・16日のみの予定)
山鉾巡行・前祭(さきまつり)巡行 7月17日
午前9時 四条烏丸出発。23基の山鉾。
四条烏丸 (午前9時00分) →四条河原町(9:45) → 河原町御池 (10:20) → 新町御池(11:20)

 

山鉾巡行 7月17日 雨天決行