日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

今年の土用丑はナマズ?!(2017/6/7)

土用丑(7月25日)までまだ1カ月半ほどあるが、流通各社の予約商戦は佳境に入っている。土用丑といえば、『鰻』と相場は決まっている。しかしながら鰻は絶滅危惧種に指定された上に、稚魚は高騰し、なかなかの贅沢食になってしまった。

そこで鰻のふりをした食材の開発が進む。「近大ナマズ」あたりが有名か…

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今年イオンが新しい取組みが発表された。

名前は「パンガシウス」という白身魚、PBトップバリュ商品。
この魚を使った蒲焼が登場し、土用丑のうなぎの代替魚になるのではと思われる。





トップバリュ
ASC認証 甘辛醤油だれ 白身魚のふっくら蒲焼
1枚645円、3切880円(税込)







ニュースリリースも出ていた。



 

本日のまとめ

土用の丑に鰻を食べる習慣、そもそもはっきりした根拠があるわけではない。諸説ある中で、平賀源内が、鰻屋の主に、夏に鰻を売るための看板を書いたという説が有力なぐらい。だから鰻が高騰したからといって、代替食材までして土用丑の雰囲気を味わいたいか? 正直全くわからない…