日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

正月明けは…鍋?(2017/1/5)

2017年が明けたと思ったらもう5日、いやはや時間の経過する早さを実感。

おせち料理やお雑煮は元日だけ、2日目から何を食べるかというと「カレー」「こなもん」、そして「鍋」。

というわけで本日は【鍋】についてちょこっと書く。

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楽天リサーチが「お鍋に関する調査」を実施し、日本人の鍋好きを紹介している。

・8割の人がお鍋料理に対して、野菜を沢山とれるのでヘルシーだと思っている

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 お鍋に対する意識について、「野菜を沢山とれるのでヘルシーだ」が8割で最も高く、以下「家族の団欒ができる料理だ」、「種類は沢山ある」が7割以上で続く
 年代別にみると、60代では「お鍋を多人数で食べるのが楽しい」、「鍋を食べる時に、たれと一緒に食べることが多い」、「一人で鍋を食べるのはむなしい」、「家で食べる鍋のだし汁は自分で作る」の割合が他の年代より高い。

 ・お鍋を食べる頻度は、お店で食べる頻度より自宅で食べる頻度が著しく高く、5人に4人が月に1回以上自宅でお鍋を食べている

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 お鍋を食べる頻度について、お店では週に1回以上食べている人の割合が1.7%で、月に1回以上食べている割合が17.1%。一方で、自宅でお鍋を食べる頻度を見ると、39.7%が週に1回以上食べていて、81.2%の人が月に1回以上食べている。
 年代別にみると、自宅でお鍋を食べる頻度が最も高いのは60代で、約半数が週に1回以上食べており、9割強が月に1回以上食べている。同居家族別にみると、一人暮らしの場合お鍋を食べる頻度が他の層より低い結果となっているが、過半数の人が月に1回以上自宅でお鍋を食べていると回答。また、子どもあり家族では、自宅でお鍋を食べる頻度が他の層より高く、46.6%が週に1回以上食べている。

・自宅で食べるお鍋は「おでん」「寄せ鍋」「すき焼き鍋」「水炊き」が高い

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 自宅で食べるお鍋の種類について、「おでん」が58.5%で最も高く、以下「寄せ鍋」、「すき焼き鍋」、「水炊き」が4割以上で続く。お店で食べるお鍋の種類をみると、「寄せ鍋」、「しゃぶしゃぶ」、「もつ鍋」が2割強で他の種類より高い。


本日のまとめ

鍋料理のいちばんのコンセプトはもちろん「あったまる」。おせち料理は豪華ではあるが、いわば冷たいご馳走、これに対してお鍋は身体を芯から温めてくれるご馳走。

次に挙げる鍋の魅力は「簡便・時短・節約」。正月料理で散財した後の家計は始末するのが普通。加えて鍋は、正月疲れの主婦に優しいメニュー。

というように、正月明けのメニューは生活者発想で理にかなっている「鍋」が最適という訳。

 

 

 

 

 

 

 

 

お知らせ

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