アピタのお歳暮『冬の贈りもの』(2016/12/7)
ユニークさにおいては西友ほどではないが、アピタもなかなかのものである。
という訳で本日は【アピタのお歳暮】について書く。
両開き仕様、表からは通常の冬ギフト(お歳暮)、反対面から開くと〝おとりよせFor me!〟つまり自分へのご褒美という構成、とくとご覧あれ。
表表紙
〇プレゼント企画
表紙を開いてすぐのページでいきなりプレゼントキャンペーン。
お歳暮を贈った人(購入者)に対する特典。
〇巻頭企画 日本ギフト大賞
47CLUB(よんななクラブ)という全国の地方新聞社が、実際に探し見つけたお取り寄せで贈答できるショッピングサイト。そこで選ばれた「日本ギフト大賞〝都道府県賞〟」に輝いた商品を紹介する企画。
最近流行りの、地方ブームに話題性を絡めた企画。
以下、鍋(定番鍋、鍋っちゃお)、華やかなおせち、小箱(年末小箱、選魚箱)…と続く
〇裏表紙
3つのおとりよせStyleで紹介
〇おトク情報
〇ネット限定 特別企画
本日のまとめ
アピタはずいぶん以前から、「お歳暮ギフト」という固定概念から解き放たれたいという気持ちが、色濃くカタログに表れている。
それはお中元お歳暮に限らず、母の日やバレンタインデーなども同様の姿勢。
ターゲットは「働き女子」
狙いは、「人に贈るよりも『自分へのご褒美として贈る』」
果たして成果が出ているかわからないが、この路線が継続されているということは、そこそこ好感触がつかめているということではないだろうか… しかし異色の取組みが業界紙でもあまり話題になっていないのは、やはり業績が良くないからか…
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