二十四節気七十二候 「小雪 朔風払葉」 (2016/11/26)
二十四節気の第20番目「小雪」、七十二候は「次候(第五十九候) 朔風払葉」。
期間は11月27日~12月1日頃で、読みは「きたかぜこのはをはらう」。意味は「北風が木の葉を払い除ける」。
◇小雪 朔風払葉の頃のくらしは?
いよいよ今年の納めの月、師走とはよく言ったもので、スピード違反じゃないってぼやきたくなる程一日が早く過ぎる。
一年の区切りである「正月行事」が形骸化すると言われながらも、歳の区切りって何故だかみんな慌ただしい。
お歳暮の手配、おせちの予約、年賀状作り、大掃除…
目先のことだけで手いっぱいのところに、来年のことまで。
◇二十四節気七十二候の成り立ちと一覧
二十四節気は太陽の動きをもとにしています。太陽が移動する天球上の道を黄道といい、黄道を24等分したものが二十四節気です。
黄道を夏至と冬至の「二至」で2等分
↓
さらに春分と秋分の「二分」で4等分
↓
それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬の「四立」を入れて「八節」とする
↓
一節は45日。これを15日ずつに3等分し「二十四節気」とする
↓
さらに5日ずつに3等分し、時候を表したものが「七十二候」二十四節気は、毎年同じ時期に同じ節気がめぐってきます。そして、節気の間隔が一定で半月ごとの季節変化に対応できるので、天候に左右される農業の目安として大変便利なものでした。季節を知るよりどころでもあったため、天候や生き物の様子を表す名前がつけられ、今でも年中行事や事項の挨拶など色々なシーンで使われています。
本日のまとめ
東京で11月中に雪が降ったのは、54年ぶりとか。今週は関東以北で急激な冷え込みとなった。西日本も季節並みの寒さにはなってきているが、雪が降る感じではない。京都の週末は天気が下り坂だが、降るのは雪ではなく「雨」とのこと。
本格的な冬の訪れにはもう少し時間がかかりそう…
日付 | 26 土 | 27 日 | 28 月 | 29 火 | 30 水 | 1 木 | 2 金 | |
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南部 |
晴のち一時雨 |
雨 |
曇時々晴 |
晴時々曇 |
曇 |
曇一時雨 |
曇時々晴 |
|
降水確率(%) | 0/0/10/60 | 80 | 30 | 20 | 40 | 50 | 30 | |
信頼度 | / | / | A | A | B | C | A | |
京都 | 最高(℃) | 16 |
15 (13~18) |
13 (11~15) |
13 (11~14) |
15 (13~17) |
15 (14~17) |
11 (8~15) |
最低(℃) | 4 |
10 (7~11) |
7 (5~9) |
4 (3~6) |
4 (3~6) |
9 (7~10) |
5 (3~7) |
|
北部 |
晴のち一時雨 |
雨 |
曇一時雨 |
曇時々晴 |
曇 |
曇一時雨 |
曇一時雨 |
|
降水確率(%) | 0/0/10/70 | 80 | 50 | 30 | 40 | 50 | 50 | |
信頼度 | / | / | C | A | C | C | C | |
舞鶴 | 最高(℃) | 15 |
14 (12~17) |
12 (10~13) |
12 (9~14) |
15 (13~17) |
13 (12~15) |
10 (7~13) |
最低(℃) | 3 |
7 (6~11) |
6 (4~8) |
5 (3~6) |
4 (2~6) |
8 (6~9) |
4 (2~7) |
平年値 | 降水量の合計 | 最高最低気温 | |||||
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最低気温 | 最高気温 | ||||||
京都 | 平年並 3 - 15mm | 5.4 ℃ | 14.3 ℃ | ||||
舞鶴 | 平年並 18 - 38mm | 4.7 ℃ | 13.2 ℃ | ||||
近畿地方週間天気予報
平成28年11月25日16時32分 大阪管区気象台発表 予報期間 11月26日から12月2日まで
向こう一週間の近畿地方は、北部では、低気圧や寒気の影響で雲が広がり やすく、雨の降る日が多いでしょう。中部や南部では、数日の周期で天気が 変わり、期間のはじめと終わりは、低気圧や前線の影響で雨の降る日がある 見込みです。 最高気温は、平年並か平年より低いでしょう。 最低気温は、平年並か平年より高い見込みです。 降水量は、平年並か平年より多いでしょう。