旬は過ぎたが、待ちに待った!? ボジョレー・ヌーボー解禁(2016/11/17)
いよいよ待ちに待った? ボジョレー・ヌーボー解禁日。
昨年は、ボジョレー・ヌーボー解禁の直前にフランスパリで同時多発テロが発生、その影響から本国フランスはもとより、世界各地で祭典は自粛した記憶がある。
と言う訳で、本日は【ボジョレー・ヌーボーワイン】の話 。
◇ボジョレー・ヌーボーとは?
フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地域で造られる、その年に収穫された葡萄をその年に仕込む、フリッシュな新酒(=ヌーボー)をボジョレー・ヌーボーと言う。もともとはボジョレー周辺の地元住民が「地酒」感覚で楽しんでいたものを、1967年にフランス政府が公式に11月15日を解禁日にして発売することが認められたのをきっかけに、最初はパリのレストランで大ブレイク。そして1970年代に入ると、陸路や空路の発達に伴い、日本を含め世界中に広く知られることとなった。
◇2016 量販店のボジョレー商戦
↑ イオンスタイル京都桂川店内 POP
明日はボージョレ解禁です。
新酒のワインをお楽しみ下さい。
様々な酒類を取り揃えてお待ちしております。
◇量販店のボジョレーチラシ ピックアップ
◇ワインについてのアンケート ※アサヒビールHDハピ研
- 第610回自宅でワインを飲むのはどんな時ですか?
- 秋らしさがぐっと深まるこの季節を迎えると、なぜかフルーティなワインが恋しくなります。実りの秋にふさわしいご馳走とのマリアージュはもちろん、年末に向けて増えるパーティーに華を添える存在としても欠かせませんね。そこで今回は「ワイン」をテーマに、自宅における飲用シーンなどを詳しく聞きました。
調査概要
- 調査対象:全国の20歳以上の男女
- 有効回答数:911人
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2016年10月19日~10月25日
◇家計調査に見る京都人のワインへの支出傾向
京都人のワインへの支出は、金額で第11位、数量では第10位、酒類全体での支出ランク(17位)から判断すると、家でワインを飲む人は多い。
ちなみに、金額1位は東京都区郡、2位横浜市、3位長野市、4位甲府市、5位川崎市、6位さいたま市、7位盛岡市、8位仙台市、9位千葉市、10位福岡市…とベスト10のうち9か所は東日本の都市という興味深いデータ。
本日のまとめ
ボジョレー・ヌーボー解禁が、ニュースで話題になることが少なくなってきた。メディアで取り上げられるのはせいぜい、フランスからワインの積荷が飛行機で到着したとき、解禁日のカウントダウン時ぐらい。かつてバブルの頃の、ワイン風呂やカウントダウンパーティーなど乱痴気騒ぎは何だったのか…?
統計によれば、日本人のワイン消費量は毎年増えているなか、ことボジョレー・ヌーボーの需要は年々下降しているとか。
ある意味ワイン市場も成熟期に入ったということだろう、次なるマーケティングを急がなければ、ワイン市場はしぼんでしまう。