日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

表紙はかまぼこ(蒲鉾)?百貨店の冬ギフトカタログ①【伊勢丹】(2016/11/9)

最近百貨店のギフトカタログがオモシロくなってきた。第1弾は【伊勢丹】の お歳暮カタログについて。

 

伊勢丹のいちばんの魅力はなんといっても表紙ビジュアル。

2015年の夏から、生鮮素材をモチーフに、全体を素材の色で魅せる、玄人受けの良い表紙。 

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2016冬 蒲鉾

 

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2016夏 桃

 

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2015冬 数の子

 

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2015夏 マスカット  


◇伊勢丹のお歳暮カタログは2冊

本体(伊勢丹グループ) A4 x 126ページ 「伊勢丹の贈り物」
別冊(三越伊勢丹グループ) A4 x 132ページ 「日本のお歳暮」


○本体カタログ「伊勢丹の贈り物」
コピーは「人がやさしくなるかたち。」
 贈り物のかたちには、きっと角がない。
 それは、空いての心にふっと寄り添える
 やわらかいかたち。



巻頭企画

① 「WINTER ENERGY あたたかさは、人をつなぐ。」
鍋、チーズフォンデュ、シチューなど。



②「待ちきれないを贈ろう。」
アドベントのようなラスク詰合せ、クッキー詰合せなどf:id:hansoku365:20161108173315p:plain


三越伊勢丹のブランド「ミツコシイセタン ザ・フード」の缶詰



◇別冊カタログ(三越伊勢丹グループ)「日本のお歳暮」
表紙デザインはのれん



目次には三越伊勢丹グループのお歳暮人気商品ランキング




巻頭企画はメーカーのコラボ企画



NBながら「ご当地」感が出ているキリンビール特別企画(8ページ)



洋菓子アソートでも面白いのがサンタストーリーズ


 

本日のまとめ

表紙ビジュアルは昨年から4回連続パターン。夏は〝青果物(果物)〟、冬は〝水産物(加工品)〟と決めているようである。

この手のシリーズモノは、回数を重ねるにしたがってクオリティが上げにくい、クライアントのほうが飽きてしまう…などのデメリットがある。

今回の伊勢丹冬ギフトの〝蒲鉾〟はこれまでと比べてどうだろうか?

答えは、次のお中元カタログで出る。

 

 

 

 

 

 

 

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