日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

柿くへば… 10月26日は柿の日(2016/10/26)

10月26日は「柿の日」、という訳で、本日は【柿】について書く。 

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◇10月26日が「柿の日」の謂れは?

(総務省統計局 なるほど統計学園より引用)

 俳人の正岡子規が明治28年(1895年)の10月26日からの奈良旅行で、有名な「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだとされることから、全国果樹研究連合会カキ部会が柿の販売促進を目的に定めました。 

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法隆寺

 

◇家計調査から見た柿好き県は?

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「柿の日」にちなんで、「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成25~27年平均)」の「果物」のファイルから「かき(果物)」への支出金額と購入数量を調べてみましょう。 

「かき(果物)」への支出金額及び購入数量
順位支出金額(円)購入数量(g)
1位 岐阜市 1,862 岐阜市 8,250
2位 鳥取市 1,660 鳥取市 6,091
3位 奈良市 1,529 奈良市 4,720
4位 仙台市 1,515 和歌山市 4,187
5位 札幌市 1,507 北九州市 4,147
・・ ・・ ・・ ・・ ・・
48位 新潟市 815 富山市 1,919
49位 金沢市 771 那覇市 1,839
50位 山形市 768 金沢市 1,549
51位 長野市 575 長野市 1,531
52位 山口市 551 山口市 1,433
  全国 1,099 全国 2,821

家計調査の結果から柿の購入数量をみると、岐阜市が8,250gと最も多くなっている。ちなみに子規が詠んだ法隆寺の奈良市は金額、数量ともに3位。

 

〇京都人の柿好き度は?

京都人はあまり果物好きではないようで全国19位、生の果物は20位。

「柿」への支出額も低く、全国18位。

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〇 柿が赤くなれば、医者が青くなる!

昔からの言い伝えにもあるように、「柿」の栄養素は相当なものらしい。柿の効能でもっとも有名な話が「柿を食べると二日酔いが治る」。柿の豊富な栄養素の中でも、特に「アルコールデヒドゲナーゼ」という酵素が含まれており、このアルコールデヒドロゲナーゼこそが二日酔い解消に効果を発揮する重要な成分といわれている。

 

 本日のまとめ
奈良県の名産品に「柿の葉寿司」というお寿司がある。鯖や鮭、穴子など、新鮮な魚介類を柿の葉で包み、一口サイズに個包装したもので絶品。
これは柿の葉の殺菌作用を生かした先人の知恵が育んだ食。 

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柿の葉すし本舗 たなか

 
 
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