相変わらず好調!!! コンビニ業態8月の通信簿(速報値)(2016/9/21)
9月20日の16時に日本フランチャイズチェーンから、8月の「ＪＦＡコンビニエンスストア統計調査月報」が発表された。
という訳で本日は【8月のコンビニ通信簿】について書く。
◇8月の概況
・既存店ベース
売上高8,694億円（前年同月比＋0.6％）が3ヶ月連続のプラス
来店客数14億1,920万人（前年同月比－0.6％）が6ヶ月連続のマイナス
平均客単価613円（前年同月比＋1.2％）は17ヶ月連続のプラス
・6個の台風が相次いで接近・上陸したため、北日本及び東日本太平洋側で降水量が多く、客数に影響を及ぼした
・淹れたてコーヒーを含むカウンター商材等が引き続き好調に推移したことや、全国的に平均気温も高かったことから、冷やし麺、飲料、アイスクリーム等の夏物商材の売れ行きが好調となり、全店・既存店共に売上高は前年を上回る結果となった
◇企業別業績
〇ローソン
・ 8月の全店売上高は前年同月比4.7％増
・99店を出店、30店を閉店し、純増は69店
・月末国内店舗数は1万2606店
〇セブンイレブン
・8月のチェーン全店売上高4.5％増
・店舗数は1万9044店
〇ファミリーマート
・8月の全店売上は前年同月比5.3％増
・88店を開店、29店を閉店、59店の純増
・月末店舗数は1万1070店
〇サークルKサンクス
・8月の全店売上高は前年比1.7％減
・サークルKサンクス本体で59店を開店、15店を閉店、月末店舗数は6049店、
エリアFCでは1店を開店、1店を閉店し、月末店舗数は246店
・本体とエリアを合わせた店舗数は6295店
〇三ニストップ
・8月度業績速報によると全店売上は1.9％増
・出店17店、閉店4店で、期末店舗数は2242店
本日のまとめ
8月もコンビニの業績は良かった模様。
大手もファミマと合併になったサークルKサンクスを除く4社が増収、サークルKの減収要因も、純粋な売り上げ不振ではないと推察する。
ただ少し気になるデータも… (既存店)客数が6ヵ月連続で減少しているのを、客単価上昇で補てん?しているのだ。大げさかもしれないが、コンビニ離れが始まったという見方もできる。スーパー離れがコンビニ人気につながって久しいが、コンビニを離れた人はどこへ行くのだろう? ネット???
