日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

3連休最終日は敬老の日(2106/9/19)

敬老の日って聞いて「9月15日」と答える人は50代以上、「9月の第3月曜日」と答える人は流通業に関係する仕事をする人。たいていの人は「わからない」と答えるだろう。

本日は、それほど認知度が低い【敬老の日】について書く。

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 ◇敬老の日の情報

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 「敬老の日」は、昭和22年(1947年)に兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町八千代区)で、「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と、9月15日に敬老会を開いたのが始まりといわれています。

 初期には「としよりの日」、その後は「老人の日」と呼ばれましたが、昭和41年(1966年)に祝日法で国民の祝日「敬老の日」と定められました。当初の祝日は毎年9月15日でしたが、平成13年(2001年)に祝日法が改正され、いわゆるハッピーマンデー制度が導入されたため、平成16年(2004年)から9月の第3月曜日となりました。

高齢者人口の推移(昭和25年~平成24年)

 65歳以上の高齢者人口の割合は、昭和25年(1950年)には4.9%となっていましたが、昭和27年(1952年)には5.0%と総人口の20人に1人昭和60年(1985年)には10.3%と10人に1人、平成17年(2005年)には20.2%と5人に1人が高齢者となりました。

 平成25年(2013年)9月15日現在の推計では、65歳以上の高齢者人口は3186万人で、総人口に占める割合は25.0%となっています。

 高齢者が総人口に占める割合は今後も上昇を続けると見込まれており、国立社会保障・人口問題研究所による推計(日本の将来推計人口・平成18年12月推計・出生中位・死亡中位) によると、平成47年(2034年)には33.4%と3人に1人、平成64年(2052年)には39.2%と5人に2人が65歳以上の高齢者になると予想されています。

 

※ 総務省が発表する最新データ(平成27年9月15日現在推計)

 ・高齢者人口は3384万人、総人口に占める割合は26.7%

 ・80歳以上人口が初めて1000万人を超える

 ・65歳以上の高齢者人口は3384万人で、総人口に占める割合は26.7%

 ・男性は1462万人(男性人口の23.7%)、女性は1921万人(女性人口の29.5%)

 

◇敬老の日関連アンケート 

〇明治安田生命 臨時収入、70代は旅行=「敬老の日」前に世代間調査

 「臨時収入があれば、20代は貯金、70代は旅行」―。19日の敬老の日を前に明治安田生命保険が16日発表した「世代間ギャップ調査」で、堅実志向の若者と消費意欲が旺盛な高齢者というイメージが浮き彫りになった。

 臨時収入が5万円あった場合の使い道について聞いたところ、20代では「貯金」が48.3%で最も高かった。これに対し、70代の使い道トップは「旅行」(33.9%)だった。全年齢層で見ると、首位が「貯金」(42.3%)、2位が「旅行」(18.4%)となっている。
 調査は8月にインターネットで実施。20~79歳の男女計1080人から回答を得た。明治安田生命は「将来への不安が若年層の貯蓄志向に拍車を掛けている。消費意欲の高いシニア層が景気回復の鍵を握る」(広報部)と分析している。 


 

〇オリコン 敬老の日SP「あの頃に戻れるなら、いつがイイ?」
【世代別直球インタビュー】

9月19日は「敬老の日」。現在、日本の65歳以上の高齢者人口が3186万人、総人口に対して25%と過去最多の人数となっている。ORICON STYLE『世代別直球インタビュー』では、65歳以上の男女に「自分にとって、いい時代はいつだったのか?」というテーマで、ちょっとだけ思い出にふけってもらいながら、皆さんの思い出エピソードを聞いてみた。

 

本日のまとめ

政府は、長年百歳を迎えた人に「銀杯」を贈ってお祝いをしてきたが、今年はやめることに決めたようだ。百歳以上人口が増え(約2万9千人)、予算の捻出が難しくなったというのが理由。

日本政府 百歳の長寿を祝う「銀杯」贈呈を中止へ

男女とも平均寿命が80歳を超える今日、確かに財源問題は大きいだろう。

しかしそもそも百歳を迎えた人のなかで、どれくらいの人が「銀杯」を欲しいと思っているのか… というよりも敬老の日にモノが欲しいと思う人は意外に少ないのでは?

「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という原点が、いつの間にか長寿を祝う日になってしまった。

敬老の日を、長く生きている人はそれだけでメデタイ、という日から、1歩踏み出し、「長く生きている人(人生の大先輩)から、『学ぶ』日」にしてはどうか。

一部の老人は「反面教師」という学びも…

 

 

 

 

 

 

 

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