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日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

再びのお盆玉(2016/8/15)

〝お正月に子どもにあげるのが『お年玉』、お盆に子どもにあげるのは? そう『お盆玉』なのだ…〟

2015年8月5日、上記の書き出しで【お盆玉】についてブログを書いた。 

あれから一年が経過し、今年の夏は「お盆玉」という言葉を、メディアや流通の折り込みチラシで目にする機会が若干増えた印象がある。

新しい生活習慣として定着してきたのか、はたまたまだまだなのか…

という訳で本日は【再びのお盆玉】について書く。

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◇お盆玉って? 起源は?

お盆玉は、東北(山形県)の古くからの習慣であったものを、2014年に「日本郵政」が夏に渡すお小遣いとして『お盆玉袋』を売り出したのをきっかけに広まった。

発想は、最近の〝お盆にランドセルを購入させる〟のと同じ。

ただランドセルが翌年の新一年生に限られるのに対して、お盆玉は対象が幅広く、孫だけでなく50の息子や娘に渡す事例もありそう。

 

 ◇今年の東急ハンズは…

バイヤーのマジ押しグッズで「夏の新習慣 学研 ぽち袋」を紹介。

「お盆玉」という表現は見られず。

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以下はハンズのサイトを引用 

高級感のある紙に、キラキラ華やかな加工を施した、夏柄のポチ袋です。 

バイヤーのオススメポイント
夏休みに帰省したお孫さんなどへ夏のお年玉を上げるための新習慣として定着しつつある夏柄ぽち袋です。夏休みのおこづかいや、または、ガソリン代や旅費代などお金を手渡すときに使えます。(ステーショナリー担当バイヤー:今津)

東急ハンズ ステーショナリーコーナーにて販売中 各280円+税3枚入

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◇産経新聞 8月13日(土)配信記事

 メディア省が相次ぐお盆の時期を狙った商戦が過熱している。ターゲットはズバリ、孫がいるシニア層。ランドセルや、「お盆玉」といわれる新しい習慣用のポチ袋など、孫のためなら支出を惜しまないシニア層の取り込みに流通各社が躍起になっているためだ。高齢者の側からは、増加の一途をたどる孫への出費にぼやきも聞かれ、各社の思惑通りに今後も進むかは見通せない面もありそうだ。

 雑貨量販店の「池袋ロフト」では「お盆玉」向けのポチ袋の販売がピークを迎えている。ロフトでは、池袋店などで6月から特設の売り場を設けた。今年は夏らしい絵柄や動物をあしらったものなど約100種類を販売しており、担当者は「毎年10%程度売り上げが増えている状態」と話す。
 お盆玉の起源は、東北地方の一部で、お盆の時期に商店主が奉公人に衣類やげたなどを渡していた“お盆小遣い”の慣習。この慣習をもとに、山梨県の紙製品メーカー「マルアイ」がお盆の紙製品の需要を喚起する新たな施策として平成23年に「お盆玉」を商標登録した。26年に日本郵便が郵便局の店頭での取り扱いを始めるなど、流通各社がお盆に「お盆玉」向けのポチ袋の特設売り場をもうけるなど、広がりを見せている。
 来春入学児童向けのランドセルもお盆が書き入れ時になりつつある。イオンリテールによると、「8月が年間売り上げの約2割を占める」といい、総合スーパーや百貨店などが力を入れている。各社によると、少子化の影響で祖父母も含めた3世代で選ぶケースが増えており、「客単価も前年比4000円増と右肩あがり」(西武池袋本店)という。5万円前後のものが売れ筋となっているが、百貨店などでは本革を使用した10万円以上のランドセルも目立っている。
 あおぞら銀行が全国55~74歳の男女約2000人を対象に行った「シニアのリアル調査」2016によると、子や孫の帰省時に交通費以外で使う予算の平均は4万9700円。昨年の調査から比べ2100円増えた。同行が平成26年に調査を始めてからの3年間で一貫して金額は増えており、孫のための出費は惜しまない実態が浮かび上がる。

 「家族のイベントなどで出費を惜しまないシニア層の取り込みは重要な課題になっている」とある流通大手の幹部も認める。

 個人消費が低迷する中、流通各社などが古くからあった慣習をイベントとして定着させる試みは、夏の恵方巻や秋のハロウィン、春のイースターなど近年目立っている。比較的消費意欲が旺盛なシニア層の財布を狙う取り組みも同様に増えているのが実情だ。商戦が過熱して、シニア層が負担に感じ始めお金を出さなくなっては元も子もない。個人消費を喚起するために商戦や流行を作るのは必要だが、何もかも躍起となって商戦に結びつけるのではなく、負担を感じさせない取り組みも今後は求められそうだ。(永田岳彦)

 

本日のまとめ

少子化でますます、子どもの存在価値が高まってきている。

6ポケットと言われたのは90年代、最近はそれぞれ両親計4人とそれぞれの叔父叔母各2人計4人を加えて「10ポケット」だそうだ。仮にひとりが5千円のお盆玉をあげたとしても、合計5万円を子どもは手にする。それがお盆とお正月の2回で計10万円… 

与えて甘やかせられて育った子供は、挙句どんな大人になるのだろうか?

 

 

 

 

 

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