コンビニ業態6月の通信簿(速報値)(2016/7/20)
コンビニ各社から2016年6月の業績発表があったので、本日は【6月のコンビニ通信簿】について書く。
〇 ローソン 6月の売上3.5%増
・全店売上高は前年同月比3.5%増 ◎
・60店を出店、38店を閉店し、純増は22店で、月末国内店舗数は1万2484店
〇 セブンイレブン 6月の売上高5.8%増
・全店売上高は、前年同月比5.8%増 ◎
・店舗数は1万8785店
〇 ファミリーマート 月の全店売上4.1%増
・全店売上は前年同月比4.1%増 ◎
・59店を開店、38店を閉店、21店の純増で月末店舗数は1万948店
〇 ミニストップ 全店売上2.0%増
・全店売上は2.0%増 ◎
・出店6店、閉店16店で、期末店舗数は2217店
〇 サークルKサンクス 6月の全店売上0.3%増
・全店売上高は前年比0.3%増 ◎
・本体で27店を開店、34店を閉店、月末店舗数は5891店
・エリアFCでは2店を開店、5店を閉店し、月末店舗数は352店
・本体とエリアを合わせた店舗数は6243店
本日のまとめ
大手コンビニ5社ともに6月は増収、店舗数が増えているのだから当然ともいえるが、量販チェーンは新店を含んでも前年売り上げを超えることが困難な企業が多い中、うらやましいことだろう。
既存店で細かく分析しなければいけないが…コンビニ業態は変わらず元気だ。
昨年、平年よりも早い梅雨明けを追い風に、7月8月も好調が持続すること必至。当分コンビニ業態のひとり勝ちは続くだろうが、コンビニ内のサバイバルゲームは過熱する。