コンビニ業態第1四半期通信簿&夏休み企画(2016/7/19)
コンビニ各社から2016年度第1四半期の業績発表があったので、本日は【コンビニ第1四半期の通信簿】について書く。
〇 ローソン 売上高6.2%増、営業利益8.8%減
・売上高1489億1100万円(前年同期比6.2%増)◎
・営業利益174億5100万円(8.8%減)▼
・経常利益166億7600万円(12.9%減)▼
・当期利益88億2300万円(14.3%増)◎
※ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100の国内の出店数合計は175店、閉店数は112店となり、5月末日現在の国内総店舗数は1万1943店
日常づかいのお店としてお客が来店できるように、PB「ローソンセレクト」商品の拡充や、既存店舗の改装、広告販促費の積極投入などを進め、品そろえ強化に取り組んだ。
調剤薬局、ドラッグストアチェーンとの提携により、一般用医薬品や化粧品、日用品などの品そろえを加え、通常のローソンよりも多くの商品を取りそろえたヘルスケア強化型店舗を継続して展開した。
日常づかいのお店としてお客が来店できるように、PB「ローソンセレクト」商品の拡充や、既存店舗の改装、広告販促費の積極投入などを進め、品そろえ強化に取り組んだ。
調剤薬局、ドラッグストアチェーンとの提携により、一般用医薬品や化粧品、日用品などの品そろえを加え、通常のローソンよりも多くの商品を取りそろえたヘルスケア強化型店舗を継続して展開した。
◇夏休み企画「あんさんぶるスターズ!」キャンペーン
〇 セブンイレブン 売上高5.8%増、営業利益0.4%増
・売上高2032億2600万円(前年同期比5.8%増)◎
・営業利益583億3900万円(0.4%増)◎
・チェーン全店売上高は1兆1003億7500万円(5.4%増)◎
※期末店舗数は1万8768店(196店増)
※期末店舗数は1万8768店(196店増)
店舗では、ドミナント強化を目的とした既存エリアでの新規出店に加え、既存店舗の活性化を推進すべく積極的な立地移転を実施した。
おにぎりやチルド弁当、パン・ペストリーなどの基本商品の更なる品質向上を推進するとともに、地域のお客の嗜好に合わせた開発を強化した。
おにぎりやチルド弁当、パン・ペストリーなどの基本商品の更なる品質向上を推進するとともに、地域のお客の嗜好に合わせた開発を強化した。
◇夏休み企画「ワンピースお宝キャンペーン」
〇 ファミリーマート 3~5月は売上高3.1%増、営業利益5.9%減
・売上高1023億400万円(前年同期比3.1%増)◎
・営業利益104億7000万円(5.9%減)▼
・経常利益112億2400万円(2.4%減)▼
・当期利益33億400万円(2.7%減)▼
※期末の国内店舗数は1万1761店(国内エリアフランチャイザー3社計834店含)
「楽しく、新鮮」という価値に焦点を合わせて、異業種パートナーも含めたバリューチェーン全体が一体となっていくための戦略テーマ「FUN&FRESH」を掲げ、商品面、運営面、開発面の各取組みにおいてお客の「品質」に徹底的にこだわることにより、クオリティにおける業界のリーディングカンパニーを目指した。
◇夏休み企画「ファミマドリーム夏フェスタキャンペーン(妖怪ウォッチ)」
〇 ミニストップ 売上高10.4%増、営業損失2億5400万円
・売上高489億6600万円(前年同期比10.4%増)◎
・営業損失2億5400万円(前期は6億4900万円の営業利益)
・経常損失0万円(8億9100万円の経常利益)
・当期損失2億9900万円(2億6300万円の当期利益)
店内加工ファストフードの更なる進化と、お客の日常使いのニーズに合わせた品そろえの強化に、加盟店と一体となり取り組んだ。海外事業では、各国の状況に応じて店舗数の拡大と経営効率化を目指した。
店内加工ファストフードの更なる進化と、お客の日常使いのニーズに合わせた品そろえの強化に、加盟店と一体となり取り組んだ。海外事業では、各国の状況に応じて店舗数の拡大と経営効率化を目指した。
〇サークルKサンクス夏休み企画「コップのフチの私立恵比寿中学」
本日のまとめ
第1四半期は4社とも増収、しかしながら利益については明暗が分かれた。数字上では、細かい数字分析が必要であるが、及第点はセブン-イレブン1社。ローソン、ファミマ、ミニストップは落第とまでは言えないが、及第点としては低いと判断。
景気後退がいわれる中、コンビニ業態だけは成長し続けている。
ところで、現在各社は、夏休みの集客キャンペーン 企画を実施中であるが、いずれも個性的なキャラクターに関連付けたプレミアム企画
ローソンはあんさんぶるスターズ!
セブン-イレブンはワンピース
ファミリーマートは妖怪ウォッチ
サークルKサンクスはコップのフチの私立恵比寿中学
4社それぞれキャラクターの対象年齢層は異なるように思うが、ターゲットを意識したものじゃないのか???