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お中元ギフトキャンペーンがスタートして、各社のカタログ出揃ったが、本日はカタログのなかのユニーク?な3つの事例を紹介する。苦境にあえぐ儀礼ギフト市場の実情がひしひしと伝わってくる。
〇 西友 ギフトク のりかえ割
“ギフト得”というコンセプトに、徹底的に安さを前面に打ち出したカタログ。
なかでも「のりかえ割」という仕掛け。今でこそ百貨店をはじめ、多くの流通でも取り組んでいるが、最初に取り組んだ企業はたぶん西友。
ギフトで一番面倒なことは、申込書書き。先様の住所、氏名、電話番号…を書かなければならない。幸いにして、最近はどこも一度申込書を書けば、次からは住所、氏名、前回贈った商品まで印字したDMが送られてくるため、致命的な不手際がなければ、多くの人は今までのお店で買ってしまう。
売り手側は、そこに目をつけ、買い手の負(面倒な宛名書き)を解消すべく、他社の申込書持参した購入者に対して、代書サービスと割引券を進呈するという販促を実施するもの。
〇ヤオコー 初めてのお中元
退潮傾向の儀礼ギフト市場の生き残る道は、大きく三つ。
一つ目は、西友のような「他社から奪い取る」
二つ目は、「新しいターゲット掘り起し」
これまで贈答経験が少ない団塊Jr世代に対して、ギフトのHow Tow、誰に何を送れば良いのかという品選びのアドバイス。
この夏のヤオコーは、「贈答の文化を次世代に…」を切口に、日本の伝統的な贈答習慣の良さを通して儀礼ギフトの底辺拡大につなげるという使命感をもった紙面づくりに取り組んでいる。
〇アピタ 自分に贈る
退潮傾向の儀礼ギフト市場の生き残る道は、大きく三つ。
一つ目は「他社から奪い取る」、二つ目は「新しいターゲット掘り起し」
そして三つ目はアピタの「自分に贈る」お取り寄せギフト。
百貨店のギフトセンターやカタログでも「自分ご褒美」「ご自宅限定」などといった自家需要対応が目立つ。
本日のまとめ
天候不順でビール、そうめん、飲料ギフトの動きがイマイチ、ハムはWHOの加工肉発がん性問題の影響が残り苦戦、それに輪をかけて今年は参院選の年。さらに「英国のEU離脱」はどこまで影響が広がるかまだ見通せない。
ギフトの逆風条件が揃い過ぎている、こんな時だからこそ、「他社の顧客奪取」や「自家需要」の動きは活発化するかもしれないが…
訪日外国人に、儀礼ギフト文化と商品を買ってもらうという、インバウンド消費喚起策などどうだろうか。