雛祭り(ひなまつり)は終わったのに…「雛まつり最終章」?(2016/3/4)
雛まつり(桃の節句)は、昨日(3月3日)で終わったが、今日(3月4日)もひなまつり行事があるって知ってる人は案外少ないのでは? かくいう私も、まだ最近知ったばかり。という訳で本日は【雛まつり 最終章】について。
◇雛そばって?
雛まつりといえば、菱餅と白酒、桃の花というのが相場だが、江戸時代には、雛まつりが終わった翌日(3月4日)に、おひな様にそばをお供えしてから、雛飾りを仕舞ったのだそうだ。
変わりそばに混ぜるものの一例
緑色 … 抹茶、よもぎ、あおのり
赤色 … えび、べにばな
黄色 … たまご、くちなし、鬱金
黒色 … 黒ごま、海苔、昆布
白色 … ながいも、豆腐、卵白
◇家計調査に見る京都人のそばへの支出ランク
蕎麦は、家計調査では「穀類」のなかの「生うどん・そば」と「乾うどん・そば」に分類される。他に蕎麦屋など外食として食べる蕎麦は、「外食」のなかの「日本そば・うどん」に分類される。
○穀類 【生うどん・そば】 … 京都市は全国6位、1位は言わずと知れた讃岐うどんの本場「高松市」。以下「甲府市」「前橋市」「山形市」「堺市」がこれに続く
○穀類 【乾うどん・そば】 … 京都市は全国8位、1位は稲庭うどんの「秋田市」。以下「高松市」「山形市」「富山市」「盛岡市」「宇都宮市」「仙台市」と続く。
○外食 【日本そば・うどん】 … 京都市は全国26位、驚くなかれ、まんなかより下。上位は「高松市(1位)」「静岡市(2位)」「宇都宮市(3位)」「名古屋市(4位)」「仙台市(5位)」…
本日のまとめ
江戸時代には、蕎麦も雛祭りの代表的なお供え物のひとつだったらしい。
蕎麦は長く伸び、家運や寿命が長く伸びるという縁起を担ぎ、お蕎麦を供え、雛祭り翌日に、お供えの御下がりとして蕎麦を食べる習慣が根付いたようである。
話は変わるが、雛祭りパーティーは年々盛んになってきているのに、今年のように3月3日が平日だと、当日の家族揃っての行事がしにくくなる。
男の子の節句(端午の節句)は祝日なのに、女の子の節句(桃の節句)は祝日でないのはどうしてか?と素朴に疑問を抱く。
5節句「人日(1/7)」「上巳(3/3)」「端午(5/5)」「七夕(7/7)」「重陽(9/9)」のうち現在の祝日は「端午(5/5)」のみ、他の4節句も祝日にすれば…と思ったりする次第。
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