日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

今年はサンデー(日曜)バレンタインデーで…(2016/2/11)

 

今年のバレンタインデーは日曜日、サンデーバレンタインデーにつき学校は休み、職場もお休みの人が多いが、チョコレートを渡す古典的な儀式はいつ実施されるのか、流通関係者なら興味があるところ。とりあえず、バレンタインデー3日前のルポを。

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◇2016バレンタインデーアンケート(インターワイヤード社調べ)

調査期間 2016年1月8日~18日、調査対象 同サービスモニター4,148人

サマリー

〇あげる?あげない?、誰にあげる?

 ・バレンタインギフトを「あげる」女性は50.0%、「貰う見込みもない」男性は69.2%

 ・「あげる」対象者は、「配偶者・パートナー」が82.0%、「子ども」が35.1%、「異性の友人」が19.4%、「異性の同僚・上司・部下等」が18.4%

 ・「同性の友人」にあげる人は13.7%、「自分に贈る」という人も約2割

〇どんなものをあげる?

 ・配偶者・パートナーにあげるモノは「チョコレート」が88.3%、「チョコ以外の食品」が17.4%、「食品以外のもの」が8.7%

〇チョコの調達方法は? 購入場所は? 価格は?

 ・チョコの調達方法は、「購入する」人が92.2%だったのに対し、「自分で手作りをする」人は15.8%

 ・購入場所は、「デパート・駅ビル・ショッピングセンター」で購入する人が56.5%、次いで「スーパー」が40.9%、「インターネット通販」が17.7%、「チョコレート専門店(路面店)」が9.6%

 ・チョコレート1個あたりの価格は、全体的に「500~1,000円未満」が多かったものの、「本命チョコ」と「マイチョコ」は他のチョコに比べて価格帯が高く、「3千円以上」と回答した人も約1割

 ・ばら撒き用・配布用チョコは「100円未満」のチョコを選ぶ人も約1割

〇いつ渡す? 

 ・今年は日曜日のため休日の企業も多いが、渡すタイミングは「2月14日(日)当日」が67.4%で最多

 ・当日以外にあげる場合は、前もって「2月12日(金)以前」が17.5%、「2月15日(月)以降」は3.7%と少数 

 

◇家計調査に見る京都人のチョコ好き度は?

家計調査の「菓子分類」の二つの品目「チョコレート」品目と「チョコレート菓子」が該当すると思われる。

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それぞれの定義は、“原則としてチョコレート生地の重量が60%以上のもの”を「チョコレート」。“チョコレート生地の重量が40%以上60%未満のもの,又は準チョコレート生地が60%以上のもの”を「チョコレート菓子」。つまり菓子に含まれるチョコレートの重量が「チョコレート」か「チョコレート菓子」かの分かれ目ということ。

ちなみに京都市の「チョコレート」への支出ランクは、全国9位。これに対して、「チョコレート菓子」への支出ランクは全国で34位。

京都人はほんまもんのチョコしか食べへんのどすえ~

 

本日のまとめ

アンケート調査には必ずバイアスがかかっているので、要注意であるけれど、インターワイヤード社の「2016バレンタインデーアンケート」結果には、正直驚かされた。それにしても普通に生活していると、特別にバレンタインデーを意識することなどまったくないが、百貨店の催事場はどこも人 ! 人 ! 人 !! で溢れかえり、人気のチョコは品切れが出ているよう。

当日まで残り3日、今日11日が商戦の鍵を握る。

 

 

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