愛菜の日と京都の野菜好き(2016/1/31)
早いもので、1月も終わる。昔は1月のことを「正月」と呼んでいたようだから、正しくは1月31日でお正月が終わるということ。そんなこととは全く関係ないが、1月31日の新記念日『愛菜の日』をとりあげる。
◇愛菜の日って?
カゴメ(株)が、“野菜の摂取量が少なくなりがちな冬季(1・2月)に“もっと野菜を食べ、健康な食生活をおくってもらいたい”との思いから。1月31日を『愛菜(あいさい)の日』と制定。1月31日にしたのは、1を『アイ=愛』、31を『サイ=菜』と読む語呂合わせから。
◇流通の「愛菜の日」への取り組み
週末のチラシでは、食品スーパー各社が「愛菜の日」企画をとりあげているが、ダイエーはHPでメニュー提案を実施
◇家計調査に見る京都人の野菜の消費は?
既に何度もブログに書いているが、とにかく京都人は野菜大好き、なにしろ京野菜というブランド野菜を持つほどだから。
しかし、家計調査『野菜・海藻』分類の「生鮮野菜」の京都の消費ランクは、川崎市(1位)、東京都区部(2位)、新潟市(3位)、横浜市(4位)に次ぐ全国第5位。
内訳をみると、キャベツ、ほうれん草、レタス、ねぎ、ブロッコリーなどの「葉茎菜」は全国3位の消費(1位は川崎市、2位は東京都区部)。
次に、さつまいも、じゃがいも、さといも、大根、人参、ごぼう、筍などの「根菜」では、京都市は全国第1位。
そしてトマト、かぼちゃ、ピーマン、なす、きゅうりなどの「他の野菜」は全国6位。
ちなみに、京都市が全国1位の品目は、じゃがいも、だいこん、玉ねぎ、筍、茄子、ピーマン。意外だったのは「ごぼう」、ブランド京野菜の『堀川ごぼう』があるにもかかわらず、消費は全国32位。
本日のまとめ
以前鍋をテーマにブログを書いた際に、鍋料理の魅力は「野菜がたっぷりと摂れる」など冬場不足しがちな野菜を十分に補給できるという声が多くみられたように、やはり大勢の人が冬場の野菜摂取不足を心配している。
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