2016年バレンタインデー広告「百貨店編」(2016/1/22)
バレンタインデーまで3週間、百貨店も催事場を使ってバレンタインデー特設コーナー展開が始まった。そこで今日のテーマは【2016バレンタイン商戦 百貨店編】。キャンペーンビジュアル・コピー、ターゲットなどをシンプルにみたい。
◇百貨店のバレンタインキャンペーン広告
〇高島屋(京都)
世界から選りすぐりの味わいが集うショコラの祭典。
本年のアムール・デュ・ショコラは、漫画家 美内すずえ氏の名作「ガラスの仮面」とコラボレートでお届けします。〈ブルガリ〉や〈ラ・メゾン・デュ・ショコラ〉など初登場ブランドや、京都ブランドのコラボによる京都タカシマヤ限定品にも注目!年に一度のショコラの祭典をぜひお楽しみください。
↑ 人気コンテストも実施
〇大丸(京都)
彼には愛を、チョコは私に。
↑ イケメン❤ショコラ隊がお迎え
〇JR京都伊勢丹
~パリ発、チョコレートの祭典~
サロン・デュ・ショコラ
~パリ発、チョコレートの祭典~サロン・デュ・ショコラ | ジェイアール京都伊勢丹
〇西武百貨店(高槻)
〇阪急百貨店(梅田)
〇阪神百貨店(梅田)
〇東急ハンズ
〇近鉄百貨店
本日のまとめ
お菓子のバイヤーはもとより、各社の宣伝部と販促部がしのぎを削った努力の結晶をみる限り、バレンタインデーがダウントレンドなんて思えない。
昨今取りざたされているように、バレンタイン行事を、女性から男性に贈るのではなく、『女性が自分(あるいは親しい同性の友人)のためのチョコ選び』するシーンを想定したものが多い。
例えば、大丸のコピー「彼には愛を、チョコは私に。」や阪急の「女の子がチョコを食べている」ビジュアルなどがまさにそう。
大丸は今年も「イケメン❤ショコラ隊がお迎え」なるイベントを実施してきた。そもそも彼氏に渡すチョコ選びをイケメン男子に手伝ってもらうなんて、誰が考えたのだろうか…?
極めつけは、東急ハンズの「私が主役 ! 宣言」。
バレンタインデーは「女子の女子による女子のためのイベント」「バレンタインにしばられるな、バレンタインから自由になろう!」これなんか見事に世相も女性のホンネも鷲づかみした広告、センスの良さがうかがえる。でもハンズだから出来るのだろう、会議で老人の承認を取らなければいけない企業では無理だろう。
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