2016年(平成28年)はどんな年? 「北海道新幹線開業」(2016/1/9)

 2016年が始まって早10日が経ったが、今年１月４日のブログ【2016年はどんな年か?】について、今日から詳しくみることにする。2回目の今日は今年３月26日に開業する「北海道新幹線」について。 

◇3/26 北海道新幹線(新青森駅～新函館北斗駅間)開業

北海道新幹線スペシャルサイト

【計画】1972年(昭和47年)に北海道新幹線として青森市－札幌市間で指定。翌1973年(昭和48年)に整備計画(整備新幹線)に昇格、同時に札幌市－旭川市間が基本計画に追加

【着工】2005年(平成17年)5月に新青森駅と新函館北斗駅間(148.4㎞)が着工

【開業】雪の関係からダイヤが混乱するのを危惧して、雪解け時期が近い3月26日(土)の開業が決まった　新函館北斗駅から札幌駅までは、2031年(平成43年)春開業の計画で進行している 

◇北海道新幹線の車両

【概要】

・東北新幹線への直通運転を考慮し、H5系10両編成車両

・(営業)最高時速　260㎞/h　(在来線との共用走行区間は140㎞/h)

・区間距離　約148㎞

・所要時間(東京－新函館北斗)　約４時間９分

・駅　新青森駅（既設）、 奥津軽いまべつ駅 、木古内駅、 新函館北斗駅

【デザイン】

〇外装

デザインは、北海道への旅の序章として、その先の旅への期待を広げていただきたいという想いを込めて、「Prologue of the North Experience」をキーワードとして、Ｅ5系をベースに内外装の一部を変更。

ボディ上部は、東北新幹線と共通したイメージを保つため、E5系と同じ「常盤グリーン」を採用。

中央の帯には、ライラック、ルピナス、ラベンダーを想起させる「彩香パープル」のラインを配置。

ボディ下部は、気品ある白色の「飛雲ホワイト」を採用。

〇内装

↑グリーン車両

流氷の海明けをデザインしたカーペットを採用し、北海道の乳製品をヒントにしたクリーム色の壁としました。客室ブラインドには雪の結晶をイメージした柄をデザインしました。

↑グランクラス

大きな柄の青色のカーペットに、沿線に点在する湖沼や海の水面が輝く様を表現。津軽海峡・函館湾を思い描きました。

【運行計画】

〇　開業日　2016年３月26日(土)

〇　運転本数　13往復

　・はやぶさ(東京～新函館北斗間直通列車)　　10往復

　・はやぶさ(仙台～新函館北斗間直通列車)　　 1往復

　・はやて(盛岡～新函館北斗間直通列車)　　　 1往復

　・はやて(新青森～新函館北斗間直通列車)　　 1往復

 〇　編成　H5系・E5系　　10両編成

本日のまとめ

北海道新幹線の開業で、北海道(新函館北斗)から鹿児島まで、新幹線1本で日本列島がつながることになる。

新幹線が出来る最大のメリットは、移動時間の短縮。確かにビジネスユースとしては歓迎されることだろうが、時間なら圧倒的に飛行機に劣る。

一方で、新幹線が出来るデメリット?はというと、ブルートレインが廃止になったりして、旅(移動)が楽しめなくなることに尽きる。

『世界の車窓から』は好きな番組、悠々自適に鉄道旅がしてみたい。

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