日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

みんなどうしてる? 毎日のお買い物(2015/12/16)

再来年2017年4月1日に消費税は10%に上がることが決まり、今後ますます主婦のお買い物の知恵が試されることになる。

そんなことから、当研究所においては、10月に主婦を対象に「食材のお買い物」について聞いたことをレポートにまとめた。

買い物に対する、主婦の本気度を伺うことができる、生活者目線の貴重なマーケティングのヒントがいっぱい。興味を持たれた方は、『365日の販促研究所』をクリックして、【レポート】からダウンロードを。

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ところで、消費税増税に伴って、連日メディアで報じられている『軽減税率』ってどんなことが論議の的なのかについてお勉強を。

◇軽減税率って?

今現在は、生鮮食品に、加工食品を加えた食料品全般で政権与党は合意した模様。一時期、外食まで含めるとの意見もあったが、税収減の問題もあり却下された。外食云々については、一般的なレストラン外食ではなく、ファストフード店やコンビニにおける、イートイン(店内飲食)とテイクアウト(持ち帰り)で価格が異なることになるのを是正すべきか否かという議論。 現時点では、どうやら食べる場所で線引きするよう。同じ商品でありながら、食べるシチュエーションによって価格が変わるというのには売り手(店)も買い手(客)も???じゃないか。いったい誰のための軽減税率なのか?

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 ↑ 日経12/15(軽減税率、食品は飲食場所で線引き 出前・持ち帰り適用 政府・与党詰め)より

軽減税率は一筋縄ではいかず、これで決着するとは到底思えない。流通業においても、レジ操作や従業員教育等々の問題から、安易な軽減税率適用に反対の声は強いように聞く。来年夏の参院選の争点になる公算が強く、選挙の結果次第では、軽減税率の適用範囲、否、軽減税率導入不可まであると考える。

軽減税率については、いずれおおよその方向が定まった頃に、別の機会に書くつもり。

 

本日のまとめ

今回のレポートでいちばん意外だったことは、買い物する際に新聞折込チラシを参考にすると答えた主婦がこんなにも…かという事実!! 

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賢い主婦の晩ごはんブログ「365日の晩ごはん」も、きっと売り手(販促部)、買い手(生活者)の両方に参考になるはず。 是非ご一読を!!!