日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

さつまいもの日(2015/10/13)

さつまいもの日とは

10月13日は「さつまいもの日」、埼玉県川越市の「川越いも友の会」が1987年に申請制定したもの 

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◇「さつまいもの日」が10月13日である理由

さつまいもの日の記念日には、二つの謂れがあるが、どつらもこれまでの語呂合わせパターンとは異なる。

江戸時代(宝永の頃)、京都に登場した焼き芋屋の看板に「八里半」とあったらしい。その形状(焼いたさつまいも)が栗の味に似ていたことから、「栗(九里)」には及ばないが…」という洒落で「八里半」と名付けられたとのこと。

その後、寛政の頃に焼き芋は江戸に伝わり、「栗(九里)より(四里)うまい十三里」という洒落が江戸っ子にウケて、さつまいもが大ヒットしたよう。

もう一つの理由、こちらは信ぴょう性が高いが…

江戸期にさつまいもの産地として知られていた川越が、江戸から十三里(約52km)のところにあったことから、「十三里」と呼ばれることになったという説。

10月13日は、さつまいもの日|さつまいもドットコム

 

◇家計調査に見る【さつまいも】への消費支出

京都市のさつまいもへの支出は全国2位、さすが江戸時代(宝永の頃)にさつまいも屋が出来たというだけに、歴史が違う。ちなみに、川越と同じさいたま市の支出額は年間46位…!!!

 

本日のまとめ

さつまいもの日のことを「十三里」というネーミング、実に広告センスがあると思う。今はもうない(と思う)が、30年ほど前京都に「五合」という屋号のおでん屋さんがあった。五合と書いて「半升(繁盛=はんじょう)」と読ませる。おでんも美味しかったが、絶妙のネーミングに惹かれて毎夜通ったことが懐かしい。