年に一度の「トクホの日」(2015/10/09)
今日10月9日は『トクホ』の日、10(ト)・9(ク) の語呂合わせ記念日。
特定保健用食品(トクホ)は、健康保持に役立つ機能を示す食品として、その有効性や安全性を国に承認された製品のこと。
◇トクホの概要をざっくり
・トクホは、生活習慣病予防に向けた、生活改善をサポートする目的で、平成3年(1991年)に制度として導入
・導入以降、様々なカテゴリーの食品に広がり、平成13年(2001年)に214品目であったものが、10年後の平成23年(2011年)には969品目、そして現在(平成27年2月末時点)では、1,144品目の食品が表示許可を得ているようである。
◇どんな品がトクホ?
我々がよく知っているところでは、ヘルシア茶、黒烏龍茶、からだよろこぶ茶などお茶や飲料関連商品が多いが…ほかにこんなものもトクホ食品
・オリゴ糖類を含む食品
・乳酸菌類を含む食品
・「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」表示をした食品
・「血圧が高めの方に適する」表示をした食品
・「歯の健康維持に役立つ」表示をした食品
本日のまとめ
4人に一人が65歳以上、80歳以上の高齢者人口が1000万人超えという超高齢化社会のニッポン。そんな時代だから、「健康」が高い成長性が見込めるビジネスになり得る。テレビのBSデジタル放送を見ていると、とにかく“健康健康”のCMオンパレード、昼間の地上波でも似たようなことになっていると思う。
健康ビジネスは、高齢者が、医者に行くほどではないが、なんとなく調子がよくない感じが…という不安につけこむ商売、CMになんとなく胡散臭さを感じるのは私だけ?
人間歳をとれば、心身ともに衰えるという当たり前のことに逆らっても、その先にそんなにいいことがありそうもないと思うけれど…