続々秋の旬①(2015/9/10)
秋の食材がまいにちテレビや新聞で話題を提供されるようになってきた。そこで今日から「旬」を取り上げる。
初回は【紫ずきん】という野菜、といっても、アーッ!!ってわかる人はどれほどいるか?
◇問題
Q 「紫ずきん」はどんな野菜?
① 大根
② キャベツ
③ 茄子
④ 黒大豆
⑤ 人参
ヒント
・京のブランド産品の一つ
・福知山市や京丹波町、南丹市などで栽培されている
・9月中旬から10月下旬までの期間限定
・甘味たっぷり
答えは 【黒大豆の枝豆】
「紫ずきん」は丹波黒大豆の改良品種で、ゆでると薄皮がほのかに紫色になる。「京のブランド産品」に認定されている。
京都新聞記事によると、9月7日に、京都市中央卸売市場第一市場で今年の初セリがあり、大粒で甘みのある秋の実りが次々と競り落とされた。競りでは、1袋(200g)当たりの最高値は380円と例年並み。出荷は10月下旬まで続き、台風被害に遭った昨年よりやや多い量の出荷を見込んでいるとのこと。紫ずきん/京都府ホームページ
◇どうして食べるの?紫ずきん
枝豆だから、塩茹でにしてお酒のつまみで食べられることが多いほか、料理に使ったりもする。
意外なのは、紫ずきんスイーツ。 自然な甘さがスイーツに適しているらしい。
本日のまとめ
「紫ずきん」と聞いて漢字の「紫頭巾」を思い浮かべた人は、まあ老人かかなりの映画好き。
なにしろ1923年(大正12年)にマキノ映画製作所が作った、いわゆる活動写真。
その後1958年(昭和33年)に東映の配給で映画化された。
テレビ化は、1961年(昭和36年)、1972年(昭和47年)、1982年(昭和57年)の3回。
乏しい記憶では、紫色の頭巾(布を袋形にした被り物)」をかぶった正義の味方「紫頭巾」が悪人どもを懲らしめるという捕物帳仕立てのストーリーだったような気が…
もっとも昭和30~40年代のテレビ時代劇といえば、たいていは捕物帳だったから、記憶はほぼ間違っていないと思う。