日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

重陽の節句(2015/9/9)

9月9日は、五節句のひとつ「重陽の節句」

 五節句とは

 1月7日 … 人日の節句(七草)

 3月3日 … 上巳の節句(桃)

 5月5日 … 端午の節句(菖蒲)

 7月7日 … 七夕の節句(笹)

 9月9日 … 重陽の節句(菊)

 

◇重陽の節句とは

重陽の節句は別名「菊の節句」や「栗の節句」とも呼ばれている、

五節句は中国が起源、中国では古来より奇数である「陽の数字」が縁起が良いとされ、奇数の中でいちばん数字が大きい9が重なる日を「重陽」として特に重んじてきた。

 

◇重陽の節句神事

9月9日は上賀茂神社において、重陽の神事が行われる。

本殿に菊花を供え、無病息災を祈願する。また古来より菊酒を飲む習慣があることから、菊酒の無料接待がある。さらに当日は「烏相撲」なる行事も執り行われる。長月(9月)の行事│上賀茂神社(賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ)公式Webサイト

 

◇重陽の節句には何を食べる?

古来中国では菊の花は、不老長寿の薬としての信仰もあったことから、“食用菊”、そして“栗”を使った料理。栗ごはんと食用の菊を天ぷらや吸い物にして食べる日を実践してみては?

◇百貨店・量販店のプロモーション

某百貨店「今日は何の日?(2015年9月)」




 
某スーパーリーフレット(dai-docoro」2015年9月号)
 
 
 
本日のまとめ
重陽の節句なるものは、皇室やかつての子爵侯爵で厳かに執り行われる行事という印象。せっかくの機会、上賀茂神社に出かけ、宮廷行事を疑似体験してみる?  
ってただ菊酒を飲みに行くだけだが…