つめたっ!がアツっ!?(2015/8/22)
夏の暑さも峠を越えた感もあるが、いかんせん今年の夏は特別暑かったので、バテている人も多いだろう。この時期倦怠感、思考力低下、食欲不振などの症状が現れたら要注意。という訳で本日は「夏の疲労回復食」がテーマ。
夏の疲労回復食って?
定番のうなぎのほか夏野菜きゅうり・トマト、梅干し、レバー、山芋、オクラ、ニンニク…いろいろあるが、最近「(冷やし)甘酒」なるものに、アツい視線が注がれ始めている。
「冷たい甘酒」夏の定番商品に! メーカー、熱中症予防などアピール (1/3ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
◆森永製菓1974年からのロングセラー「甘酒」
長年冬に温めて飲むための缶入り甘酒を販売してきた森永製菓が、夏向けに塩田で作ったうまみのある塩や黒蜜を加えた青い缶を発売したのが2000年。東日本大震災の際に、節電による熱中症の予防にと提案したのをきっかけに人気が出た。
同社のまとめでは、5~8月の国内全体の甘酒販売額は、09年から昨年までの5年間で約6倍に拡大した。今年は毎日飲む人向けに、1リットル入りパックを定番商品に追加。「土用の丑の日などにキャンペーンを展開し、春夏の売り上げは前年同期比20%増を目指す」と意気込む。
◆ 酒造大手の大関は
大関では2年前、6~8月限定の瓶カップ入り「冷涼甘酒」を通年商品に加えて売り出した。兵庫県・赤穂産の塩や、しょうが、蜂蜜を使い、さらりとした味わい。今年は発売を3月に早め「売り上げは大幅増の勢い」だ。
スーパーでも…
夏に発行された折込チラシをくってみたら、いっぱいあった。「熱中症対策」「暑さに負けない」などの疲労回復効果を謳うテーマ。売場でも年間の定番商品化している模様。
甘酒は夏の季語
甘酒といえば、「ひな祭り」か年末や節分に神社やお寺で振る舞われるぐらいしかイメージは湧かないが、江戸時代には夏バテ予防に飲まれていたとされ、俳句の世界では夏の季語。
俳句では夏の季語?|甘酒って知ってる|中埜酒造株式会社の本格あまざけ
甘酒ってお酒?
甘酒はアルコール分1%未満。お酒ではなく清涼飲料。
甘酒は米麹や酒粕から作ります。
本日のまとめ
というわけで、ツメたいはアツかったというのが本日の結論。
余談になるが、夏の疲れの呼び名は「夏バテ」が正しいのか「秋バテ」が正しいのかはわからけれど、ともに自律神経系の乱れが引き起こす症状。
夏バテは、夏の暑さが原因で体力が弱った影響で秋口に体調を崩す、対して秋バテは、夏から秋にかけての気温変化や一日の寒暖差が大きい影響で体調を崩す。どっちにしてもこの時期は、十分な睡眠と規則正しい生活を心がけよう。