いつから現金最強じゃなくなったの?(2015/7/23)
常々感じている疑問。
私にとっては現金最強ですが、最近はカード最強のようです。
財布の中に入れる現金は年齢×千円が社会人の常識。もしも突然お金が要りようになった時のためにというのが理由。これはいまから約40年前の話。22~3歳で財布にいつも2万円入っているというのは難しかった。
時代は変遷し、最近のお財布事情もずいぶん変わってきて、若い人は財布に現金は入れないようである。 20~29 歳の男女に普段(平日)、財布にいれている金額を聞いたところ、平均額は8,808円。財布の中身が「2 万円超」の人は1割未満(6.3%)であった。(SMBCコンシューマーファイナンス)
http://www.smbc-cf.com/news/datas/chousa_141210.pdf
カードの普及とそれに伴うCD機の設置増によって、もしも…やいざ…という時に現金がなくても大丈夫ということなのだろうが…
ところで、クレジットカードってどれくらい普及しているのだろうかと、ググってみたら、日本人でクレジットカードを持っている人の割合は87%、一人平均で2.1枚のカードを常時持ち歩いている、という恐ろしい結果が!!
■スーパー、百貨店、コンビニエンスストアなど流通系カードの店頭での支払いが最も多い
■「ポイントやマイル」「入会費・年会費の安さ」など利得性が重視される傾向
■電子マネーは保有率79%・利用率66%、利用業種は「鉄 道・地下鉄・バス」が最も多い (JTB 2014年実態報告書)
閑話休題
今はどうか知らないが、昔は飲み屋ではカードでの支払いに対して、いい顔をされなかったもの。手数料がビジネスでるカード会社は、回収リスクの大きい飲食店、とりわけアルコールを提供する店に対しては通常以上の手数料を果たすと聞いたことがある。仮に売上が同じであれば、現金で支払ってくれるお客のほうがカードで支払う客よりも上客ということである。
カードよりも現金が重宝される顕著な例といえる。
もっとも飲み屋にとって最上客とは「ツケで飲んで支払いは月一必ず」です。
結論
若者よ、駄菓子屋でカードは使えません
現金とカードほどよいバランスで暮らしましょう。