日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

やっぱり 「平成26年 国民生活基礎調査の結果」雑感

7月2日付で厚労省から「平成26年 国民生活基礎調査の結果」が発表されました。結果の概要は下記の通り

 ・一世帯当たりの平均所得は前年比1.5%減(△8万3千円)の528万9千円(2013年)

 ・生活が「苦しい」と感じている世帯の割合は14年7月時点で62.4%と

  過去最高、厚労省は、消費税を8%に引き上げが影響していると分析

 

最近の報道

 ・百貨店は宝飾品や高額品が売れている

 ・企業の業績回復で個人の給与も賞与も大幅上昇

 ・増税の影響は軽微、消費は緩やかながら回復基調

を見聞きするにつけ、それってホント? ちょっと違うんじゃない?って感じてたけど、やっぱり!!こっちがホントみたい。

確かに百貨店の業績は回復基調にあるのはホントでしょうが、それって単にインバウンド消費の恩恵を受けただけじゃないの?

サラリーマンの給与や賞与が増えたのも、全勤労者の5%前後の一部上場企業に勤務する人限定の話じゃない? 95%の中小零細企業のサラリーマンや自営業者はそんな感覚ないんんじゃないかな…