日々ほぼまいにち気ままな雑感

半世紀近く流通業界傍流の立場で、世の中を斜め45度から観察  スーパーマーケットチェーンの勃興から繁栄・挫折、百貨店の栄光と衰退の繰り返し、商店街の栄華盛衰などを間近で経験 ・半世紀以上いち生活者の立場で、暮らしを営み続けている  高度経済成長期下での贅沢謳歌から、マイナス成長下での質素倹約生活まで

二十四節気七十二候 「大暑 土潤溽暑」(2017/7/28)

二十四節気の第12番目「大暑」、七十二候は「次候(第三十五候) 土潤溽暑」。期間は7月28日~8月1日頃。読みは「つちうるおうてむしあつし」、「土が湿って蒸し暑くなる」などの意味。

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◇二十四節気七十二候の成り立ちと一覧
二十四節気は太陽の動きをもとにしています。太陽が移動する天球上の道を黄道といい、黄道を24等分したものが二十四節気です。

黄道を夏至と冬至の「二至」で2等分
   ↓
さらに春分と秋分の「二分」で4等分
   ↓
それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬の「四立」を入れて「八節」とする
   ↓
一節は45日。これを15日ずつに3等分し「二十四節気」とする
   ↓
さらに5日ずつに3等分し、時候を表したものが「七十二候」二十四節気は、毎年同じ時期に同じ節気がめぐってきます。そして、節気の間隔が一定で半月ごとの季節変化に対応できるので、天候に左右される農業の目安として大変便利なものでした。季節を知るよりどころでもあったため、天候や生き物の様子を表す名前がつけられ、今でも年中行事や事項の挨拶など色々なシーンで使われています。f:id:hansoku365:20160915124548p:plain 

 

 

本日のまとめ

「日本列島全体が蒸されてる」というほど毎日がアッつい。台風も3~4個迫ってきているようだし… 
7月25日に発表された「3か月予報(8-10月)」でも
・全国的に暖かい空気に覆われやすく、向こう3か月の気温は高い見込み
・ 東・西日本では、期間の後半を中心に低気圧や前線の影響を受けにくく、
移動性高気圧に覆われやすい見込み
とのこと、当分暑さに悩まされる。
 

さらば! 古いお中元!!! 百貨店から若年層への新提案(2017/7/27)

お中元、お歳暮ギフト需要が激減している。

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時代の変化を考えれば、しごく当然のこと

かつての贈り先上位ベスト3でみると

 ・企業の取引先 コンプライアンスで贈答を禁じる企業が主流

 ・仲人 最近仲人さんを立てた結婚式ってみたことない

 ・親戚 核家族化に伴って親戚づきあいも形骸化簡素化が進む

 

年2回(6-7月と11-12月)、儀礼贈答で売り上げの核を形成してきた百貨店は、

この落ち込みをどうカバーするかが課題で、「自分贈り」をテーマに取り組んでいるものの、まだ目に見える成果は上がっていない模様。

そんななか、若年層への新しい提案がみられるので紹介する。

 

伊勢丹

「みらいの夏ギフト’17」2017_natsugift_logo






東武百貨店


「きちじつギフトフェア」を実施

きちじつギフト




 

そごう西武

西武船橋店の取り組み






おまけ 森永製菓の「おチュウ元」


 

本日のまとめ

いかにダウントレンドとはいえ、儀礼贈答市場は1兆8千億円。これに代わる売上を探すのは至難の業、というより皆無。小さな需要の芽を、時間をかけて育てる以外に道はない。